復習の戦士たち【ソード・ワールド2.5】
小波ここな
第1話 俺たちは古傷を忘れてしまう狼さ
「俺たちは古傷を忘れてしまう狼さ」
一人のファイターが若い戦士たちに言い放った。
「乱戦は避ける事だな」
若い戦士たちは名うてのファイターに反論した。
「乱戦のやり方が分からない、ただの年寄りだ!」
「言ったな小僧!」
名うてのファイターは泣きながら、仲間のテーブルに逃げ帰った。
「あいつら、乱戦のやり方が分かるんだってよ!」
「なんだって!?」
「チクショー負けてらんねー!復習してやるぞ!絶対になぁ!」
その時!名うての4人仲間の紅一点、イザイラが仲間に告げた。
「貴方たち!復習など馬鹿げていると思わないの?!」
仲間のファイター3名はイザイラの最もな1言にラブコメモードになり、うまく立ち直った。
名うてのファイターが、若い戦士たちの元に戻った。
「泣いた奴が帰ってきたぞ」
名うてのファイターは彼らに告げた。
「俺たちは古傷を忘れてしまう狼さ」
鉄道の都、キングスフォールでのことであった。
復習の戦士たち【ソード・ワールド2.5】 小波ここな @nanoda
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます