第5話 お楽しみの夜のお時間☆

そして・・それから


お・た・の・・しみのお時間の始まり☆


もちろん妹アーシャハ がいるので おそらく 兄ナジュの操を大丈夫のはず???


月明かりの庭園が見える豪奢な部屋で歓待を受けながら 

鳥の丸焼きなどのご馳走三昧

音楽が始まった

しゃら~ん 手首に鈴のついた飾りをつけた数人の舞い手


美しい女舞 その中でひときわ美しい者 ナジュサアナ


「に・・兄さん」アーシャッハ


「あ・・」ファイナス 言葉も出ない 赤い頬


「おおお!あいかわらず美しい」西の軍団長 


軍団長は 実はナジュサアナの舞は前にも堪能していた

(というか 無理やりナジュに踊るようにリクエストした)


しかも最近では 楽器だけでなく舞も格段に上達したナジュ  

まわりのものたちは目が釘付けである


「兄さん 綺麗」 頬を赤くして 本当に嬉しそうな妹  

妹よ  やはり微妙に 変かもしれない


遠めで必死で踊ってるナジュは 三人の正体にはまだ気がついていない


皆様方 お食事が済みましたら 

「お風呂と・・お約束の・・」怪しい笑みを浮かべる女官A


「ふ・・ふふふ」 と女官B

「ふふふふふ・・・」とつられて何故か三人とも含み笑い・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る