第4話 腹黒い・・
ふふふ 城の主は ほくそ笑む
「ふあはははははっ」
「参加者の参加料金・・千人分とは
ナジュを景品にしただけのことは あるな」
「私がこの城の仮の主 王が遠征中は 私の預かり
当然 売り上げは私のもの」
「・・といいたいが 城の補修費用にあてなくてはな
だが、十分すぎる、余分な稼ぎがきそう ふふふ」
「で、ナジュを勝手に 傷もの・・
夜伽相手にすると 王が怒るかもしれないから」
「いつものようにな
ほれ、先日 宴の後で 地方の有力な大貴族と 隣国の大使が
ナジュに 夜の相手をさせよと 迫ってきただろう」
「あの時に使った手だ 酒とごちそうで まず酒に酔わせてから」
「次に最初に何もしらないナジュに子守唄代わりの楽器の演奏をさせて 時間を稼ぎ
眠りの粉を香炉で焚き ナジュごと寝せてしまうのだ」
「『もちろんナジュには 眠る前の子守唄の演奏だけだ』と言って
本当のことを知らない」
「ふぉふぉふぉおおお」
腹黒い太守さま 本当に嬉しそうであった
「はっ! わかりました」と部下
城の主(仮)の思惑など知らぬ
のほほん ぴよぴよのナジュ
全くそんなことを知らず 三人は熾烈な争いを繰り返していた
「本当にすごい あの三騎!」 楽しそうに他の城の方々と見ている
渦巻く砂のあり地獄を なんなく抜ける三人
設置された 岩の障害物もなんのその!!
二人は 多分に愛欲・・もう一人 妹アーシャはちょっと歪んだブラこんか
ついに 三人ゴール!!!ほぼ同時
三人の優勝決定! やんややんやと 花吹雪が舞い 人々の祝福の声と
ガラス製のトロフイ
それから
お・た・の・・しみのお時間の始まり☆
もちろん妹アーシャハ がいるので おそらく 兄ナジュの操を大丈夫のはず?
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