第24話入間 稲荷山公園の桜

 ㉔ 入間 稲荷山公園の桜


  平成三十一年四月九日


 久しぶりに稲荷山公園の桜を見に行きたくなった。


以前、近くに住んでいたことがあって良く公園の桜を見に来た。


駅から直ぐ近くなので予定して見に来たというより


駅に来た時の行き帰りにふらりと寄ることが多かった。


予定していないのでスケッチはしていない。


里ザクラのの枝が目線の所にあったので


大きな紙にその枝一本分を描いた事も有った.


今、見に行くともう樹が大きくなったようで見当たらない。


稲荷山公園は入口を入ると直ぐに桜・さくら・サクラである。


どっちから見ようかと考えて、左から見て歩く。


どの桜の樹を描こうか目星をつける。


広いのでぐるりと歩くだけで結構な時間がかかる。


第一候補は狭山市立博物館の建物の前あたりに2,3本


第二候補はぐるりと回って来て元の所に戻る少し手前


ただし、ここいら辺にはビニールシートをを敷いて


花見を楽しんでいる人がいるので難しいかも・・・


第三候補は芝生広場を突っ切る途中にある樹。


まずは第一候補の博物館の前へ戻る。


三本ある樹の一本一本を前から見て、後ろから見て、


少し離れて見て・・・とウロウロと見て歩きなかなか決まらない。


時間もあるし疲れても来ているので一本に決めスケッチする。


その後も候補の桜を再び回り、樹の周りをウロウロするが


樹が多いせいかどれもいいようでどれもピンとこない。


ウロチョロしているだけで足が疲れてしまったので


博物館の中の喫茶室で休もうと思ったら閉まっていた。


大きなまだガラス越しに桜が見えるのでゆっくりとしたかったのに


残念。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る