SCPー019ーJPーorig 「悲劇の舞台」

アイテム番号:SCP-019-JP-orig


オブジェクトクラス:Euclid


特別収容プロトコル:SCP-019-JP-orig(以下SCP-019)は■■県■■■市の森にあり、1日に最低4人以上はSCP-019の中へ入場させてください。

 また、SCP-019の周辺20mは常に管理し、SCP-019からSCP-019-Bが出てきた場合は対話をしてください。また、アクシデントが起きた場合はすぐさま近くの森へ人を送って調査してください。


説明:SCP-019は森に出現し、複数の大きな赤いテントで構成されたSCP-019-Aとその中にいる劇団員(SCP-019-B)、来訪客(SCP-019-C)です。

 SCP-019は観客が4人以下の状態が連続で続くと近くのSCP-019-Aごと近くの森に転移し、稀にバルーンを上げ人を集めようとします。

 SCP-019-Aの内部では、SCP-019-Bへ入場料として500円を払いその日自由に入退場ができるカードを貰え、その時点で来訪者はSCP-019-Cとされ奥の観客席へ通されます。

 舞台では、常に一般的な人間が"悲劇"だと感じる人物の人生を演じており、舞台が終わると20分の休憩後すぐに別の人物の悲劇が始まります。ですが、SCP-019-Cはその演劇を喜劇であり素晴らしい演劇だったと評価し、演劇のシナリオや出演者への賛美の言葉を送り再び見たい、そして周囲にも見に行こうと誘うようになりますが、これは記憶処理で対応可能です。


補遺019-1:SCP-019は当初新人職員であった■■博士が趣味の登山中に見つけSCP-019-Cとして広めようとしていることから疑問に思った上司の■■■博士によって発見されました。

 SCP-019-Bは演目名として演目する人物の名前を伝える、料金を払う、感激の言葉に感謝を述べる以外に言葉を発さず、意思疎通は不可能であり何の目的でどうやってその人物の情報を知ったのか等不明な点が多く、また舞台への乱入は舞台近くにいるSCP-019-Bが阻止します。

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