SCP-011-JP-orig 「サンタクロース」
アイテム番号:SCP-011-JP-orig
オブジェクトクラス:Thaumiel→Keter→Pending
特別収容プロトコル:SCP-011-JP-orig(以下SCP-011)の収容は、■■■■■国の■■■にある町に住む住人を移住させ、財団職員やその家族らに提供し、12月24・25日の20時以降6時までは外出を禁止する事によって危険性を一般人に認知させないようにしています。
説明:SCP-011は、12月25日に■■■■■の■■■にある町で起こる異常実体で、SCP-011は白と赤を基調とした服を着た、髭の生えた高齢の男性です。
SCP-011は12月24日に北極にSCP-011-A群と呼ばれる小さな人型実体と、ソリを引くSCP-011-1~SCP-011-9のトナカイに似た生物と共に出現します。
SCP-011-A群は自身の袋から多種多様の大きさの箱を取り出し、ソリに置いてある白い袋に入れますが、外見が変わらず中身がどこへ消失しているかは不明です。
25日になるとSCP-11-A群は消失し、SCP-011はSCP-011-1~9のトナカイに似た生物の引くソリに乗って■■■■■の■■■にある町へ飛行し始め、0時~3時につくと煙突や窓をすり抜けて侵入し、リビングのクリスマスツリー、なければ枕元に白い袋から出した箱を1箱ずつ置いていきます。
その間SCP-011-1からSCP-011-9は不可視状態になり、SCP-011が近づくと再び見えるようになります。
SCP-011は渡す相手が望む生物以外の物を与えますが、判別をしているらしく人によっては石炭とパンの入った黒い箱を置きます。
また、3時を超えるとSCP-011達は再び北極の方へ飛行し、4時になると消失します。
補遺011-1:SCP-011が黒い箱を渡す基準を模索してみると、SCP-011はDクラス職員などの犯罪を犯したり、素行の悪い者を対象にしていることがわかりました。
また、この実験によりSCP-011がプレゼントを渡す対象は12月24日もしくは25日にいた人間全員だということが判明しました。
補遺011-2:SCP-011との接触実験を行いましたが、北極では半径10km以内に人が入ると姿を消し、飛行中も同様でした。しかし、カメラの場合は固定されていれば大丈夫ですが、ドローン等移動可能なものは2m圏内に入ると透明になります。
現在SCP-011を直接視認し言葉を交わした例は、■■■■■博士の6歳の娘さんがSCP-011が侵入した際トイレで起きた時のものですが、SCP-011と少しの間会話をするとSCP-011に抱き着いて眠り、SCP-011がベッドへ寝かせました。
補遺011-3:SCP-011を利用し、SCPに対抗できる物体を説明書付きでもらう実験を実施していましたが、自殺志願者でDクラス職員になった1人の枕元に置かれた箱から、SCP■■■が発生。4時のSCP-011消失と共に消えましたが、そのDクラス職員がいた施設にいたDクラス職員が全員死亡しました。
そのDクラス職員が何を願ったのかは不明ですが、この件から12月24・25日のDクラス職員の立ち入り禁止と、SCP-011の再分類の検討がされています。
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