私達の怪奇譚

第1話 始まり

ジリリ‥ジリリ‥

「ん‥？あっやばい！遅刻する！」

私の名前は愛花‥って言っている場合じゃない！早く学校に行かないと！

「お母さん？あれ？いない‥」

あ、紙がある‥えっと‥

愛花へ、今日から帰ってきてもお母さんはいないから気をつけてあ　

後はぐちゃぐちゃに塗り潰されている。

「え‥何これ‥‥」

「何かのドッキリよね？」

「‥ねぇ、ドッキリって言って‥」

学校に行ける力が残ってない‥どうしようかな近くの公園に行ってみよう‥‥あっその前に学校に連絡しよう。

プルル‥

「あ、あの高坂先生はいらっしゃいますか？」

「いらっしゃいますよ」

「ありがとうございます。」

　よかった

「はい、高坂です」

「あの、高崎ですけど‥」

「あら、愛花ちゃん？」

「どうしたの？」

学校に行ける力を持って無いとは言えない

「今日から休みます。」

「何で？理由があるの？」

「そうゆう事なので失礼します。」

「愛花ちゃん？まっ」

ツーツー

よし、今日から休める‥‥公園に行ってみよう‥これで良かったのかな？今はそんなこと、考えてる暇はない。早く行こう。