私、聖女として転生したんですけど無双してもいいですか?モンクは言わせません!

依頼者米利

冥界編

一つの天体に、小さな光現れたり。


光に住まう古き者たち、天体に降り立つなり。


それは古き創造の神々なり。


古き神々、その力で天体を八つの領域に分けたり。


続いて、そこに住まいし命の種を撒いたり。


命の種はやがて時代を経て動物、精霊、人となるなり。


八つの世界に八つの文化繁栄せり。


そして、古き神々は世界を守る龍神ドーラを世界に遣わし、天体を去れり。




やがて力をつけた精霊や人々より、英雄、賢者があらわれたり。


彼らは時にはドーラの力を授かり、時にはドーラの試練を受け、神の座につくなり。


新たなる神話の時代の幕開けなり。


新たな神々、人々、精霊たちより信仰され、力をつけたり。


神々の中核にはマールが座し、世界を光で照らすなり。


他の神々、マールと手を結び、世界を平和に保ちたり。




だが、人々、精霊に諍い、争いの種現れたり。


そして、世界にそれらの心を糧にした歪みが生じたり。


歪みより這い出したる邪悪な存在、五柱の邪神の下僕なり。


五柱の混沌の神々、世界に闇をもたらしたり。


戦乱の時代の到来なり。




世界には戦争が蔓延り、長く暗黒の時代が続くなり。


幾柱かの神々、マールの手を離れ、光の神々にも混乱訪れるなり。


戦乱は一世紀以上続き、静まる気配を見せず世界の三分の一が混沌の手に落ちたり。


しかして、光と闇の闘争の世界に、一つの潮流現れたり。




その日、世界に九つの流星が堕ちたり。


そのうちの八つは八の世界にそれぞれ辿り着きたり。


残る一つ、一条の筋となり、静かに光として舞い降りたり。


それは、闇を照らす希望なり。


世界の歪みを閉じし者なり。


彼女の力こそ、世界の人々が求めし物なり。




エイジ・オブ・エリカ、聖女エリカの時代の到来なり!


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