『上級神官《アークビショップ》の冒険者②』への応援コメント
~一見、利巧で優秀そうに見える上級神官が、ハンマーと口にした瞬間、急に知能指数が下がったような錯覚になって不安になる~
ステキなフレーズに笑いました
作者からの返信
ありがとうございます。
打撃力は全てを……以下略。
完全にエタっていますが、楽しんでいただけて嬉しいです。
『戦槌の上級神官《アークビショップ》』への応援コメント
企画者です。この企画にご参加いただき誠にありがとうございます。ここから添削を始めますが、中には受け入れがたいものもあるかもしれません。ご了承ください。なお、これはあくまでも「一人の意見」なので、参考になさっても、なさらなくても結構です。
文章ですが、句読点がやたら多く感じました。読点は「文章を読む際の息継ぎをする所」ですので、実際に音読してみて読点の多さを確認してみてください。句点も多すぎます。短文が味を出している作品はありますが、この作品でははただ単に読みにくさに拍車をかけているだけとなっています。そして小難しい漢字を使っているため、回りくどく感じます。もっと簡単に書いてもよいと思います。
キャラクター描写ですが、セリフがしっかりしているので、直すところはありません。少女の冷徹さをセリフから感じられるのは良いと思いました。
情景描写ですが、もう少し入れてもいいと思います。戦闘のシーンでも、「木が大きく揺れた。」を入れるだけでも相手の強さがより際立ちます。そして町中の建物の描写も物語を引き立たせる役割を持っているため、少しでもいいので入れていきましょう。
総評 直すところは多々ありますが、セリフや人物が立っているので、地の文を直すだけでも見方が変わりそうです。最後に私が添削した例文を載せておきます。
ほの暗い森の奥の、誰も立ち寄らないところに少年はいた。その身体は役に立たないほどに壊れた鎧を身に着けており、頭からは血をだらだらと垂らしていた。その少年の目の前にいるのは、あまりにも大きく、ただの剣では到底歯が立たないほどの装甲を持った、ムカデだった。
ムカデは地面を気味悪く這いずり回り、その巨体で木を大きく揺らした。少年が剣を構えようとしたその時、ムカデは体を鞭のようにしならせ、襲い掛かってきた。
「そこだ!」
少年はムカデのふところに勢いよく潜り込む。そして、無数にある足を切り落とした。はずだった。
「なっ……!」
剣は細いムカデの足にはじかれ、そして剣は真っ二つに折れた。少年は、死を覚悟した。これ以上攻撃が効かないとなれば、打つ手はないと。目を閉じる。そして少年は潰される――
どかん!
ムカデは少年のいる地面の少し先で倒れた。硬い装甲で守られていたそれは、肉ごと抉られているようで、気持ち悪くうごめく内部が見える。
「だから剣って、嫌いなの」
後ろから少女の声が聞こえた。少年は後ろを振り返る。そこには、白に近い金の髪を揺らし、少年を呆れたように見つめる幼い少女がいた。その小女は、赤く染まった装束を着ており、特徴的な帽子をかぶっていた。
「君は……聖職者、なのか……?」
「それがどうかした?」
少女は冷たく返す。手には、打撃部分が赤黒くなってしまった小ぶりなウォーハンマーを持っている。
「あれ、もらうね」
「え、あ、はい……」
少年は何も言えなかった。少女は既に死んでいるであろうムカデに近づいていく。そして、ムカデの顔の部分に着いたと思えば、急にウォーハンマーを振り下ろした。それを何度も、機械的な動作で繰り返した。血が飛び散る。少年はその光景を唖然とした顔で見ていた。白い髪が血を浴び、残虐的な光景をより際立たせている。やがてその行為が終わると、少女は少年に言い放った。
「あなた、また剣を買うのですか?」
その言葉の意味を、少年は理解できなかった。だが、そんな単純な言葉に理解を示そうと思うような体力は残っていなかった。
「……うん……」
「そうですか、せいぜい苦労なさってくださいね」
少女は口元を少し歪ませ、森の奥深くへと行ってしまった。そこには少年と、ムカデだったものだけが残された。
私からは以上です。ここまで読んでくださりありがとうございます。
作者からの返信
ありがとうございました。
参考にさせていただきます!
『戦槌の上級神官《アークビショップ》』への応援コメント
装甲目標を貫くウォーハンマー! ステキ!
作者からの返信
ありがとうございます。
ハンマーはすべてを解決する。
キミもハンマーを持とう。