未来に転生したけど、いつまでもそばに
相鏡
第1話
【ある日の夏 都内の会社】
僕の名前は、吉田 司朗よしだしろうIQは85~95程度 23歳 会社員だ。
僕は現在・・山田課長に怒られている
課長「ねぇ吉田君 いくら何でも要領が悪すぎない?」
僕「す、すみません」
怒られて当然だ。
僕はいつもミスばかり、ミスの原因がどこにあるかすらもわからない。
過去に上司や同僚から、頭の中やメモを取るなどして整理すればミスが少なくなると教わったことがある。
結果は、惨敗ざんぱい まず文章が理解できていないため、何を言われても意図が読み取れない。
学生時代の勉強不足がここで響いてくるとは・・・
はぁ~つらい
社員「終った~」「帰るか~」
退勤時間だ。
【夕方 駅】
僕は改札を通り、駅のホームの椅子に座る。
はぁ~~疲れたな~~ 毎日毎日心が疲弊していくな
このまま線路に飛び込んだら楽になるかな?
かやの「行っちゃだめーーーー」
僕は向かいのホーム下のコンクリートを見つめる。
電車が来る
帰るか・・・
僕は、車内へ
【夜 自宅】
「た」
はぁ~疲れているんだろうな、ただいまの四文字すら声が出ないなんて
今日はもう寝よう
僕は布団に入り、電気を消す
僕にとって唯一のやすらぎは、布団の暖かさだ
かやの「お疲れ様 司朗」
僕は意識が遠くなる
完全に意識がなくなる瞬間
パリィーン
鏡が割れるような音と同時に僕の体がブラックホールに引き込まれている感覚に陥った。
続く
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