ひとり

元より

わたしは誰かの暮らしの一部ではなく

わたしと言う土壌の上に立っていて

元より

あなたの暮らしも私とは関係の無い所で

進んでいる

所詮はひとりなのだ、みな

地球の上にひとしく

そんな事を起き抜けに考えるのは

ただもう、自分に言い聞かせるためで

あまり深い意味はないのだけど


気温低いけどエアコンがかかってる

部屋の中は夏の名残りのような熱気が

こもっていて人工の風が身体を冷やして

くしゃみを2回


耳に響いて驚く、

なんだ

やっぱり、ひとり、か

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