第162話 ナニワトライアスロンあわじしま編4
バイクに強い東国の3強!DATE、うえすぎ、たけだ、コース上に海が見えてどのチームも必死で頑張ります!
DATEの選手 「レッツパーティ!!!」
うえすぎの選手 「毘沙門天の加護を!」
たけだの選手 「タケミナカタよ!ご照覧あれ!!」
あまりの必死さに神仏の加護を唱える者、地が出てしまった者と様々ですが、デットヒートは終わらないかの如く続きます。
さて、あわじしまからナニワの会場までの海の道がすぐ目の前に!どうやらバイクで一番早かったのはDATEのようです。
真っ先に海に飛び込みます!
そして、少し遅れてうえすぎとたけだが海に飛び込みました。
そのころ、第二グループは上位3チームには及ばないものの追走を始めました。
オダといまがわが4位と5位、ほうじょうとみかわが6位と7位、そしてサンサン商事、おおとも、りゅうぞうじ、しまづ、ちょうそかべ、もうりと続きます。
オダといまがわもこのタイミングが重要と考えたのか、かなりペースを上げてきました。
よしひろ 「オダといまがわがかなりペースを上げてきたな!」
なりあきら 「オダ、もいまがわも陸地の方が得意でしょうから、このタイミングで勝負に出たようです、水に強い西国勢にここで差をつけて勝ち逃げというシナリオでしょう」
オダといまがわの勢いがつくと、後続のほうじょうとみかわもペースを上げていきます。
ここで、しまづの選手の一部が東国勢の好きなようにさせまいという意気込みでしまづの集団から離脱しました。
これは、なりあきらの作戦で、そろそろサンサン商事の運営が仕掛けてくると予測し、保険代わりに先行させたものでした。
そして、とよひさと残りのしまづ勢はバイクのペースを崩さずに海まで行く算段でした。
さて、こうしてとよひさたちしまづ勢がバイクの終点に到着し、コースの最後の海に飛び込もうとした時、驚くべき光景が見えました。
続く
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