第45話 九州戦役編 しまづ突撃!!!
しまづ対おおとものカード対決!
HPと兵力に勝るおおとも軍は大軍によるひとひねりを狙いますが、しまづの罠にかかり敗北、しかし何とか体勢を立て直し、秘密兵器「国崩し」でしまづの軍勢を引かせることに成功しました。
さて、おおとも陣は残りの温泉饅頭を外壁に、ガステイラを内壁にして円陣を組み、真ん中に国崩しを配置して、しまづ陣との距離を徐々に詰めていきます。
対するしまづ陣。
「兄者、このままでは敵の新兵器の餌食になる!何とかせねば!!」とよしひろが大きな声で訴えます。
その声を聞きつつ沈黙する総大将のよしひさ。
いえひさには何か考えがあるようですが、兄二人の手前、大人しくしています。
「「がすたどん」ではダメか?」
よしひさは二人に問いかけます。
これはがすたどんでの攻撃はどうかという問いかけでしたが、よしひろもいえひさも首を横に振ります。
それから少しして、いえひさが提案します。
「敵の射程と威力がはるかに上なら、飛び道具ではなく直接相手の総大将の首を速攻で取りにいくしかない!」
よしひろも口を再び開きます。
「そうだ、敵の弱点は本陣にあり、まっすぐに攻めるほかあるまいて!」
それを聞いてよしひさは頷きました。
実はよしひさの頭の中には突撃の一手がすでに頭に浮かんでいましたが、あえて弟たちに提案させようと、わざと的外れな問いかけをして話を誘導したのでした。
突撃ということで危険な賭けでしたが、他に手段がなく、おおとも陣が近くに迫っている以上唯一勝てる戦いと踏んで決意したのでした。
こうして、しまづ陣は陣形を再編成して、がるかんを前面に、がすたどんを総大将の周りに固める陣形をし、しかもそれを相手がしまづ陣を良く見える小高い山の上に配置しました。
そして大将格のよしひろといえひさはがるかんの中で指揮を執る態勢を取っていました。
こうしてしまづ対おおともの戦い、その勝敗が決する瞬間が近づいてきました。
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