登場人物・その2

・サキュバスロード・フレアロリータ

「パパ、待っててね。邪魔するヤツ等はみーんな殺しちゃうから♪」

 街はずれにあった『名も無き墓』に封印されていた伝説の悪魔【サキュバスロード・イザベラ】の魂と融合したフレアの真の姿。見た目としては明るい性格はそのままに嗜虐心だけが異常に高まったロリなサキュバスとして君臨している。主人格はフレアのままだが、イザベラとしての精神も少なからず反映されている為、戦闘時や活きの良い魂を目の前にするとサキュバスとしてのサディスティックな本能や欲望が隠せなくなる。なお、サキュバスとしての力は封印塚一つ解放しただけなので現状6分の1の力しか持たないが(本人談)、それでも小国程度ならば容易に滅ぼせる力を持つ。イザベラの肉体を完全に取り戻す為には、より多くの魂を肉体に宿して残りの封印を開放する必要がある。

 


・サキュバスロード・イザベラ

「魂に種族の優劣はない。美味いか不味いか、それだけよ」

 かつては魔界きっての絶大な魔力を持ったサキュバスだったが、自由過ぎる性格故に時には同胞の魂すら食らう時があり、その余りある欲望と力は当時の魔王ですら畏れられ、その結果同族によって地上に六芒封印された伝説の悪魔。主人公の息子フレアが封印塚の一つである『名も無き墓』の封印を崩した事によりイザベラの意識が外に漏れ出た際、イザベラの目的とフレアの願望が合致し、肉体も精神も同調し新たなサキュバスロードとして生まれたフレアを見守るべく、自らの封印を解き放つ旅に付き合う事になる。

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