第2話
「大吟醸~一ノ蔵~八仙~飲み放題~クソ上司は~あの世へ行け~。」
無茶苦茶酔っぱらっていると足を滑らせて変な穴にツッコんでいった。
「わあ~滑り台~気持ちいい~。」
ただの絶叫マシンのようにしか見えない距離を滑っていても酔っ払いには関係なし。
普通の滑り台と何ら変わらないと思っているがスピードは既に55kmを出していた。
「おっと~砂浜だぁ~。」
もちろん砂浜なんてありはせずただの地面だ。
しかしこの時無意識に乳化スキルを使っており身体の体液を乳化と凝固させてクッションにしていたのでほぼ無傷。
「っ!」
何者かが舌打ちする音がした。
その方向を見ると人影が立っていた。
「誰か~人がいる~。」
「もしかして一般人!?」
この声から女性だということを認識した。
あくまでも女性としか認識していない。
「は、早く逃げて!」
「あれえ~お姉さん~お肌の手入れ~してないでしょう~。」
「ちょっ酔っ払い?門番は何してるの!?それよりもあいつが来ちゃう!」
king
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kingkingkingking
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「キングスライム!もうこんなところに。こ、こうなったら!」
「我は偉大なる魔道戦士なり、黒き混沌より光生み出し混沌を分離せし浄化を望みたもうて。いざ目覚め甦れ!原初たる闇に抗いし混沌を分ける聖者を無我のゆがみとなりて現出せよ。我が身を使い踊るや踊れや舞誇れ、我に宿りし力の源流は崩壊を望む原初の子なり。並ぶもの無き反逆者。万象より抗いし尽くし灰燼に帰そうとも、汝、原初の深淵を燃やし尽くそうぞ。来たれこれが人類最大の本能、これこそが究極の魔道、レボリューション!」
「イタイ~これはイタイ~ただの反抗期を厨二的セリフで言うのはイタイ~」
「だ、黙っててください!」
あらあら某謎の光が現れて女性の身体を包み込み衣装を変えていく。
「見えそうで~見えない~全年齢版~」
「ちょっ、なぜそれを。」
「こっそり見てる~少女漫画の~Hなシーン~同人誌~即売会~行きたかった~(ノД`)・゜・。」
「な、泣き上戸?ってそんなこと気にしてる場合じゃない。」
攻撃はただの蹴りだった。
スライムには一切そんな攻撃を介したようにはせず触手を伸ばしてきた。
「ちょっ、ふ、服が溶かされる!」
「エロ同人みたいに侵されちゃうのねぇ。」
「何縁起でもないこと言ってるんですか助けてくださいこのままだとエロ同人どころかゾンビ映画みたいになっちゃいますから。」
「エロ同人見るんだ。」
「こんな時にそんなことで反応しないでくださいよ!」
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スライム道
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