第6話☆自転車☆

パンクしました。

空気を入れるための金具に、

腐食材を垂らされて

それが、ゴムを溶かしたのです。


細工をした人が、

腐食材をこぼしたので

ストッパーのバネも弾けました。

使った道具がガラスのピペットなら、

簡単に持ち歩けます。

残念なことに、そういう薬品を扱う機会の多い学校の近くにすんでいます。

プールの着替えの時にパンツに垂らして穴を開けたりするわけです。

性的な興奮を病に持つ人は、干してある下着に塗ります。直接チカンしなくても、リアルな妄想を楽しんでいます。

漫画家の一条ゆかりという人が、マンガのネタにして広めたのです。間接教唆だと思います。


パンクだけならまだしも

ストッパーまでいたずらされるとはね。


どんな気分で、そういうことするのかしら。

初老のおばさんに嫌がらせして、楽しいのかしら。

もしかしたら、彼ら犯罪者たちは、それは、ネタの検証で、悪さではないというかもしれません。

でも、検証だったら、自分で試してくださいなと思います。


いたずらも、同じ手口ばかりで

どうして、言語は、

同じ方法で広まらないのに

こんなイタズラは、万国共通なのだろうと

思うんですよ。


そういうことをする勇気があるのに

真実を知る勇気は、ない人ばかり。


歪んだ勇気で、皆の場所を、守れるのかな。


イタズラをされても

犯人を探し出しても

別に、その犯人が

本当のことを、知る努力をしてくれるわけではありません。


年をとると、

あなたのためだから、という台詞が

とにかく傲慢に聞こえてくることが

地獄以外の死出の道だと思うので

私は、忌の際に、眠るように逝けると思う。


…続

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