第74話 アニメ『LUPIN ZERO』
どーも。
くろねこ教授です。
さて今回はアニメ『ルパン三世VSキャッツアイ』を鑑賞したので、それについて書こうかな、と思いつつ。
先に『LUPIN ZERO』も見ていて、順番的に『LUPIN ZERO』から書いて行こうかしら。
『LUPIN ZERO』
配信オリジナルアニメ。
一話25分、全6話。
ルパン三世の知られざる中学生時代を描く。
父や祖父の後を継ぐ形で泥棒になる事に反感を抱く少年ルパンと、学生でありながら既に危険な組織に出入りしている次元大介との出会い。
彼等は大人の女性洋子と知り合い、彼女を守るため戦いに巻き込まれて行く。
その裏にはルパン二世も絡んでいた。
華麗な泥棒と言うには危なすぎるルパン二世の目的は。
くろねこ教授としては予告を見た段階では全く興味を持てなかったんだけど。
見たら予想してたよりズイブン良かった。
山下毅雄氏の音楽をアレンジして使っており、TV1stシリーズへのリスペクトを色濃く感じさせる。
お馴染みの大野雄二氏の洗練されたお洒落なイメージよりも、雑多で野性的な雰囲気の音楽である。
全体に昭和レトロな雰囲気が楽しい。
時代はハッキリしていないが第二次大戦終わってまだ間もない昭和中期。
警察の替わりに米兵やヤクザが画面には入り乱れる。
トーゼン、スマホもハイテク機器も無い。
その画面と音楽がマッチしていていいカンジ。
作画はそこまで良いと言いかねる部分もあるのだが。
昭和の劇画タッチや原作モンキーパンチ先生の線、アニメ1stシーズンの流れを取り入れ。
作品としての世界観を表すのに成功していると思う。
少年ルパンの声はどうかな。
変声しきっていない少年の声でルパンのモノマネ感。
聴いてるウチに違和感薄れる気もするけど。
次元の方はやたらカッコいい。
少年だと言うのに、既に完成されてる。
ルパン家の家政婦、しのぶさんが美味しいキャラ。
実は二世の相棒? 愛人?
ルパン二世は確か、モンキーパンチ先生の原作にもチラっとだけ出て来たと思う。
風貌もこんなだった。
声は古川登志夫さん。
一回だけの声優総とっかえ映画『風魔一族の陰謀』ではルパン三世を演じてたりして。
一世の方は安原義人氏、凄みの効いたお爺ちゃんルパンをイカスカンジに演じてる。
モンキーパンチ先生の原作でも少し語られたルパンの過去。
それを広げつつ、少し『ルパン小僧』のムードも取り入れ、ってカンジかな。
『ルパン小僧』と言うのはモンキーパンチ先生のコミック。
ルパン三世の息子、すなわち四世を主役にしたスピンオフ的作品。
とゆーと、母親は誰か気になっちゃうのだが。
峰不二子、っぽい女性である。
外見は峰不二子風ではあるのだが、明言はされていない。
そうか。
『LUPIN ZERO』の続きをあまりやっちゃうと『ルパン小僧』はもう出来なくなるかもな。
ネタ被り感が強い。
『ルパン小僧』もアニメ企画中と言う話が大分昔あったような気がするけど、ポシャっちゃったかな。
それともそれが『LUPIN ZERO』の企画に化けたのかな。
『LUPIN ZERO』もまだ色々やれそうな雰囲気を残してはいるけれど。
これはこれでもう終了、完成で良いかもしれない。
にしてもルパンも色々増えたね。
2クールで送る深夜テレビ。
最新『PART6』は……
『PART4』『PART5』がそれなりに工夫して完成度高かったのに比べると、評価下げざるを得ない気がするな。
クロスオーバーな『ルパン三世VS名探偵コナン』に『ルパン三世VSキャッツアイ』。
フル3DCGの『ルパン THE FIRST』。
たまに放送するテレビSP。
大人向けかつフェティッシュな空気間の劇場『次元大介の墓標』『血煙の石川五ェ門』『峰不二子の嘘』、このシリーズは是非続けて欲しいのだが。
『ルパン THE FIRST』は、SECONDのウワサが聞こえてこないな。
3DCGは日進月歩で進化しちゃうから、ナカナカ難しいよね。
さて今回はここまで。
次回は『ルパン三世VSキャッツアイ』。
ではでは。
くろねこ教授でした。
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