325話 ここに立ってくれ

 水魔法使いのジョブに挑戦している。


「さあ、ユヅキ。ここに立ってくれ」


「どうするの?」


「こうするのさ」


「わあっ! 何するの!?」


「いいからいいから。ユヅキは楽にしててくれ」


「もう……。分かったよ」


「よし。それじゃあいくか。安心しろって。みんなも見守ってくれているだろう?」


「それが問題なんだよ。いつもは2、3人で順番に済ませるのに……。今日はなんでこんなことを……」


「まあまあ。これもジョブ取得のためだと思って」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る