157話 と、突然わたくしに触らないでくださいまし!
「ふう。満足したぜ」
俺はシルヴィから離れる。
ローズはというと、何かに耐えているようだった。
「ふむ」
俺はローズの方へ歩いていく。
そして彼女の肩にそっと手を置いた。
「きゃああぁ!!」
ローズが絶叫する。
「なんだよ。叫ぶなんて、失礼な奴だな」
「と、突然わたくしに触らないでくださいまし!」
「大丈夫だよ。優しくしてあげるから」
俺はそう囁く。
『英雄』のジョブを持つ俺の技を味あわせてやるとしよう。
彼女も満足してくれるはずだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます