131話 被虐のユヅキ

 町外れの山岳部で、シルヴィを満足させたところだ。

 彼女は気を失い、寝転んでいる。

 普通に息はしているし、毛布もかけてやったので風邪なども引かないだろう。

 シルヴィはこれで大丈夫だ。

 残りのユヅキ、リン、ミナの様子を確認することにしよう。


「おっ? コウタっち、そっちはもう終わったんだな」


 背後から声が聞こえ、俺は振り返った。

 そこにいたのはもちろん、リン、ユヅキ、そしてミナの3人である。


「いくぞぉ! ユヅキ!」


 そうして、夜は更けていった。

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