103話 いろいろ
ミナといろいろなことをした。
いろいろなことだ。
これは俺の趣味だけで行なったことではなく、ジョブの取得に必要なことだ。
ミナにそう説明した。
「ええ……。とても信じられないのです。いくらコウタくんが言うこととはいえ……」
ミナが怪訝な顔をする。
オリハルコンの件や、その後の普段の狩りで彼女とは信頼関係を構築できている。
しかし、このトンデモ理論によるジョブの取得を容易には信じてもらえないと。
そりゃそうだ。
俺が彼女の立場なら、絶対に信じない。
だからこそ、やや強引な展開で強行したのである。
「論より証拠。実際にジョブを設定してみよう」
先ほどミナのステータスを確認したところ、無事に『火魔法使い』のジョブが追加されていた。
『ジョブ設定』スキルを用いて、ミナのジョブに『火魔法使い』を設定してみることにしよう。
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