97話 シルヴィとの初××
打ち上げ後の夜になった。
俺とシルヴィは、とある宿の同室に戻る。
ちなみにユヅキは隣の部屋だ。
「シルヴィ。あらためて、これからよろしく頼むぞ」
分割払いを終えた今、俺と彼女の関係は新しいものになるだろう。
「ご主人様。こちらこそ、よろしくお願い致します」
俺はシルヴィを抱きしめる。
そして、口づけをした。
これが俺たちにとってのファーストキスだ。
「ご主人様。愛しています」
「俺も愛しているぞ、シルヴィ」
俺と彼女は見つめ合う。
そうして、夜は更けていった。
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