月に沈む闇

月に沈む闇

主要な登場人物（随時更新）

カスティナ王国

※物語開始（序章）時点での紹介です。

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■ユーシスレイア・カーデュ

　通称ユール。カスティナ王国が誇る名将。必勝不敗の軍神と謳われる。自らの信念に誇りを持ち、貫くことが出来る強い精神力の持ち主。

　普段は武人らしい硬めの口調だけれど、妹にはめっぽう甘い。

■シリア・カーデュ

　ユーシスレイアの妹。家族の愛をたっぷり受けて育ったため、歳の割にはややあまえんぼう。でも我が侭なところはなく、無邪気な明るさは人の心を和ませる。

■アリューシャ・ラーン

　十年前に両親を亡くしたが、親同士が友人だったことから、カーデュ家に引き取られ養育された。騎士になるための訓練に励んでおり、将来を有望視されている。

　明るく元気な性格だが、生真面目すぎるところもある。

■フィスカ・オブ・カスティナ

　カスティナの国王。十年前に『星落（ほしおとし）』と呼ばれる、国王を含むカスティナ王国首脳陣の大量暗殺事件が起き、そのあとに即位した。

　賢王・聖王として世に知られている。

■リファラス・リーア

　カスティナ王国の宰相。国王フィスカとは幼馴染で、フィスカの即位と同時に若くして宰相に就任した。ナファスの海上戦で救援に赴いたユーシスレイアに全軍の指揮をゆだねたのは、リファラスの判断。

■ヒューイ・ワイト

　忠誠心の篤い武人。軍を統括するアルシェ・カーデュの部下であり、ユーシスレイアの親友でもある。カーデュ家とは家族ぐるみの付き合い。