終末世界

第一章 脱出

第1話 終わりの始まり

 うっ、頭が痛い。


 ここは何処だ?


確かさっきまで避難所に居て

 

食料を探すために学校の地下にいたはず。


 でも天井が落ちて来て‥‥

 










―――1時間半前―――

 僕の名前は仲谷 秀樹なかたに ひでき少し古い名前で自分では少し気にしている年頃の大学二年生だ。


 ちなみに年齢=彼女いない歴だ。



 今は大学が終わり実家にまっすぐ帰ろうとしているところなのだが…



 何やら町の様子がおかしい、なんだかみんなそわそわしている。



 不吉な予感がし、少し歩くスピードを速めつつ帰った。



 何やら町の人たちは血相を変えて家から出ようとしている。


 うちの家は大丈夫かそう思いながら歩いた。

 








家に着き扉を開ける。すると母が血相を変え「あんた無事でよかったね!」と焦った様子で話した。


 えっどうしたんだと一瞬思ったが、続けざまに母が




「今外にはあんたがやってる、、、なんだっけバイ○ハザードだっけ、なんかそこ

に出てくる怪物のようなものが外に出ているんだって。」といった


 バイ○ハザードって母さん勝手にゲームのコレクション見たのかよ、、、

 


そして続けざまに母が「それで感染源がこの街だからまだ感染が広まっていない今のうちに100Mぐらいの壁を作って閉じ込めておくって言うことらしいのよ。」


 なんだそれ。それじゃあどうするんだよ。というかなんでこの町が感染源に?


  そして母が「だから今から避難所に避難して自衛隊の人に助けに来てもらうのを待つから早くあんたも準備しなさい」と言いながらせかしてきている。


「わかったわかった」と言いながら足早に自分の部屋まで急いだ。


 持っていく物は、、、大きめのリュック、親父からもらったミリタリーナイフ、親


父からもらった第1級アマチュア無線技士の合格のお祝いの無線機類、、、


 その他色々を詰めて「早く早く!」とせかす母に「あーい」と返事し降りたとき、、、


「あっ」っと俺が気づいた時にはもう遅かった。


手招きする母の後ろに居たものに

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