第7話 死人の怨霊



 研究所にいる化け物たちは、怨霊らしい。


 闇組織の非道な実験によって命を落とした者達が、死してなお苦しみを感じて暴れ回っているのだ。


 ミレイは、化け物たちにとどめをさしながら、その魂が安らかに眠れるように長った。


 そうして、化け物を退治しながら、研究所の奥に辿り着いた。


 そこでミレイ達は、過去を変える事ができる本を見つける。


 ミレイ達は相談して、この研究所に来ないように過去をかえようと考えたが、四人の中に裏切り者がいた。


 ただの薬士であるルルが、パスカルを人質にとって、ミレイやノトを殺していった。


 ルルは、ミレイの事を偽物だと思っている様だった。


 幼なじみであるルルとミレイは、小さい頃に分かれたきり手紙でしかやり取りをしていない。


 そのため、復讐のために変わってしまったミレイを信じきれなかったのだ。


 最後に本を手にしたルルは、過去を変えることにした。


 その願いは幻想の彼方にあるものだった。


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淡き幻想の彼方へ ミレイ編ログ 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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