第5話 化け物
研究所の中を進んでいくと、ミレイ達は急に何かに襲われた。
一番初めに襲われたのはパスカルで、そのパスカルを庇ったルルが怪我をした。
襲ってきたそれは普通の生物ではなかった。
人体がとけて、その後再びくっついたかのような化け物だった。
大きさはそれほどではなく、小柄。
鍛えている人間なら、ふいをつかれない限り脅威ではなかった。
そのため、ミレイやノトは冷静だったが、ルルやパスカルは狼狽した。
それからは周囲を警戒していたミレイが、化け物の接近に気が付いたため、怪我をする事はなかったが、様々な場所から他の化け物が近づいてきた。
化け物たちは、ミレイ達を狙っているらしい。
ミレイ達は、化け物のいない場所を探して、研究所の中を走った。
しかし、どの部屋にいても、何らかの気配を感じて落ち着かなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます