KGU外伝LEDENDSOfSARAⅡ

1800・ロンドン市内

ロンドン・ぴよりんパブ&スティクス

外装はレンガ造りのロンドン市街地を一望できる場所にぴよりんのスイーツが60種類以上もガラスケースに並んでおり、空いたスペースにフィッシュアンドチップスをフライや惣菜を調理するスペースが作られている。平日は人が多く朝から深夜までアルコールが飲めるから、19世紀のロンドンではにぎやかな場所だ。

「サラ・ヴォルフガングⅤ世でよろしいかな?偉大なるアーサー王」

「ん?あっ・・・はっ・・はい」

「私はベルモンドと申します。6代目フリーメイソングランドマスターを務めております。ベルモンド・D・バンデラスです。サラ?星川サラの所在は?あなたがお眠りになられて以降のブリテン島の混乱に乗じては行方不明とのこと」

「そうか、モルガンの首を刎ねたことは思い出せるが、私が眠っている間に星川サラ《エクスカリバー》は行方不明か、今この19世紀のブリテン島の情勢は?」

「お客様、ご注文のフィッシュアンドチップスイタリアン風味とぴよりんジントニック味1つでよろしいでしょうか?おきゃくたまー」

「今、イク」

 カウンター席で番号札を持っていて人気フレーバーのイタリアンとジントニック味を席にもってサラ・ヴォルフガングⅤ世とベルモンド・D・バンデラス。

「ローマはもういない。滅亡した。本題ですが、我々のロッジの会議で決めたのですが、サラさま?7つの巡礼の鐘に赴いてはくれませんか?フォローは私も勤め上げさせてもらいます。聖剣をもう一度19世紀のブリテン島に造ってくれるもの者、手配は致します」

 ベルモンド・D・バンデラス(1717~1890)6代目グランドマスターである英国のフリーメイソンの束ねるマスターであるベルモンドはサラ・ヴォルフガングⅤ世をこのパブで誘い話を進めていた。サラ・ヴォルフガングⅤ世の神殿を調査発掘の権限をロスチャイルド家が有していたので、ベルモンドが最初のフリーメイソンの仕事としてコーンウォールに眠る神殿周辺の発掘と湖の湖畔地域の調査でサラ・ヴォルフガングⅤ世が眠っている棺を起こしたのが事のきっかけだ。

「随分と寝ていた。モルガンに受けた聖槍の治癒に時間を費やした。今は平気だが、あくまで女性だ。胸の傷跡は見られたくもないな。どうだ?巨乳である自慢とは言えぬ大きさと形だが、今はどうでもいい。聖剣が見つかったのか?」

「いえ・・・いえ・・・ロスチャイルドから7000万€借りて追加で英国政府が借金いたしましてスコットランドヤードも協力していただける形で北の方にもエディンバラも調査区域にして見つける所存であります」

として考えると、今回はの巡礼の鐘を鳴らすのだろ?腕のいい鍛冶職人がいたら別だ。私は499年ごろのブリテン生まれだ。ベルモンド?メシを奢ってくれた礼ぐらいさせてくれ」

 カウンター席を立ちあがって2人分の食事代金を支払った。

「フィッシュアンドチップスイタリアン1つとぴよりんジントニック味2つですね、あとはそちらの客様のハイビスカスサワー4杯ウォッカ1杯にぴよりん1つとフィッシュアンドチップススパイシーオリエンタル2つローストガーリックチキンソテーセットで4500€ですね。」

「へいへいへいよー、ゴチになります!?」

 1800年代のロンドンで久々の外の空気を吸ったサラ・ヴォルフガングⅤ世は外に止まっている黒塗りの高級車に足をかけた。

「フレン、外はどうだ?クソババアの首を埋葬したんだろ?あのキャメロットの遺跡で。すっかり様代わりしただろ、5・6世紀のブリテンが19世紀20世紀初頭でこんなスチームパンキーなチェンジな世界になっちまったよ」

「サラ様、畏れおおくわ。偉大なるアーサー王が再びお姿を謁見の無礼申し訳ございません。私は現在ブリテン守護の騎士として白きアルビオンからの命がございます。モルガンの首は静かにキャメロットに地にてお眠りです」

「すまないね、フレン。こんなジジイが君みたいな若い子に声をかけるのはその・・・抵抗はあったのだよ。ロリコンと思われるのは嫌だしね。フレン、君は守護天使の騎士なんだよね?見た目で言うと・・・・ウチの嫁さんが嫉妬してしまう。ハッハハッハハハハ」

「車、出しますね。どちらに向かえばよろしいでしょうか?ベルモンド卿」

「自宅でいい。カトリーナー伯爵の我が邸宅でお願いしたい。ロッジでは休めないからね、それに他の会員では話せないこともある」

 高級車がロンドン市街から30km離れた郊外のカトリーナー伯爵の邸宅に向かった。ベルモンドは老いた紳士で大酒飲みの普段はロンドンでバーを6店舗経営している。ロスチャイルドと親交があって、伯爵の邸宅に客人が客室で待っていた。

「邸宅に呼んでいるの、客人とはロンドンカレッジで私の古くの友人でオリバー・エヴァンス教授だ。教授はポンにゃ!それに英国一の30cmちんぽにゃ!まぁ、時計塔で一番の天才20代首席でエリートな学者で人生ロンにゃっ!?エバンス教授はフリーメイソンの会員で1717年創設時に意見を聞いてくれたお方だ。英国にエバンスあり、との英国王にツモからのリーチして牌捨てからのまぁ、気難しい人でね。私から今回呼ばせてもらった」

 車内の時にベルモンドからスマホの写真をサラに見せた。運転しているのはフレンだ。フレンが馬鹿と言われるのがであるそれは隠しようもないADHDであるのを誤魔化してブリテン島の守護を務めている。モルガンの一人娘にして666人の子供孫ひ孫玄孫に恵まれて過去高田健志キャスパリーグの黒い焔に灼かれたがそれから精霊剣を身につけた。シャーマンである。生ける者たちの神々が古くから信仰の対象をしているケルトの血筋がその身に流れている。

「そんな先生が今回ゲストですか?KGUそれはフリーメイソンのロッジでも話題に上がる。サラ?君がであるのは英国の全てが認知しているの所在は君の巡礼で知れる。才能ある偉大なるアーサー王の転生とでも考えられはしないが星川サラの魂でブリテンの聖剣が誕生する。サラ・ヴォルフガングⅤ世、その常識が間違っているならそう捉えるのがアリよりのナシと思うがどうかい?」

「ハッハハッハハハハ・・・面白れぇよな。フレン、君は的確に突っ込める頭の回転がキレがいい。脊髄トークで17秒に4回も話を変えれる。モルガンの知恵は君が継いでいる。そうだな、フレン・・・・サラ・ヴォルフガングⅤ世がである場合カトリーナー伯爵の邸宅は後回しでいい。ロスチャイルドの屋敷に車で向かってほしい。悪い」

「わかりました。ロスチャイルドに寄りますね。お気をしかっともってくださいね。サラ・ヴォルフガングⅤ世。アーサー王。あなたがであるならは?ブリテンの白き龍の遺志でよ。お眠りになられている頃、外部が絶対に立ち寄れないですが万一ロスチャイルド発掘の関係でその埋葬品や副葬品はその場所はどこですか?グランドマスター」

「ココ」

 スマホで地図の座標を見せた。公には言えない英国の秘匿の場所でロスチャイルド家しか知られない場所に埋葬品と副葬品が保管・修理・保全・管理している。

(もちろん英国代表の我がイギリス最大の博物館にして展示場だ、との。しかし大英博物館の地下50000mは本当に誰も知らない、いやっ、私も先代のマスターからについては聞かされてはいなかったがアルビオンの死後その死骸は広大な地下の空間としてこのイギリスの土台と盤石になっていた。ロスチャイルド家は発掘した埋葬品や副葬品は大英博物館の秘密のに管理している)

 車が大英博物館前に停車する。まだ着工前で外観と内装だけが出来上がっている。オープンは1830年と1800年に内装と外観だけがこの最奥の扉にカギがかかっている。現在は責任者のロスチャイルドしか許可は下りてない。

ロスチャイルドが来賓室で待っていた。車の中でフレンとサラ・ヴォルフガングⅤ世は待つ形で車を降りたベルモンドは車のミラーで髪の毛を整えて車内から水を取り出して酔いを治した。

「少し、お時間取らせるがここで待っていてくれ」

「あいよー」

「ハッハハッハハハハ親方じゃあるまいし。チーズの臭いがするのと違ってシーフード臭いってのはまぁ病院できちんと診てもらっては正解だ。チーズ臭と鼻がツンとじゃなくてシーフード魚介の海鮮臭が下半身から?マン臭からするんだっけ?そりゃぁ、まぁ・・・・いいや。サラ・ヴォルフガングⅤ世、フレン、私が帰ってこられないときはD6では、待ち合わせに遅れる」

 2人は車内で待つことに。ベルモンドは階段を上がっていき内装前の来賓室に足を向けて残された2人はとくに話すことも見ることもなく時間を待つ。寝ることに。

 *フィクションだと思うならイイ。

2060年のひろゆきは他空間平衡世界次元の歴史を見てきて杖をつきながらゆっくりと玉座から背を伸ばした。

「KGUの戦いはこの後に起こる。今までが人類史の違和感だと思うならその点に気づいた人たとは正解を上げたい。しかし、この物語の仮想シュミレーター内に実証デバイスを行うなら不正解だ。オイラはこの仮説を提言したい。この事象はKGU誰もがノンフィクションと棚に上げるが、これは世界がゆっくりと傾きだしている。フィクションだよ、オイラ含めて全員は実在して実在に行われた実証がクババが読み込んでホログラム化したこの宇宙空間で我々は生きている。オイラは2060年の遥か先に人類史の終わりを見届けてゆっくり、ビールを飲んでます」

 ひろゆきは2060年のにいる。ビールの瓶を開けてノートパソコンの電源をつけてカメラをオンにする。OBSの設定からYouTubeの配信に切り替えての今日もひろゆきはビールを飲みながら雑談配信だ。

1800・大英博物館内・来賓室

 来賓室にロスチャイルド家の当主がソファーに座っていた。

「ロンにゃ!」

「うんこでるにゃ!?」

「あいよー、親方、チーズ臭いにゃっ!?シーフード臭いにゃっ!?」

 ロスチャイルドは机に端末を置いて雀魂でオンラインで麻雀をしていた。ベルモンド卿が扉を開けると麻雀の部屋を抜けて発掘に関する資料を机に出した。

「遅れて申し訳ない、コーヴァス」

「その名を覚えておいでしたか。コーヴァスは私の幼名だ。モルガンの娘フレンと結婚しいや・・・厳密にはフレンから付き合っていた彼氏実業家とNTRして十分に生きたし、自然に中出しでゴムはしていない。言いづらいのだがフレンに会ったのか?」

「まぁ、今車に待たせています。コーヴァス、は?あの神殿の発掘で7800フィートに19と?私もグランドマスターであの現場にいましたが、コーヴァスあなたがこの博物館の地下に一体何を目論んでいる?」

「そうか、ベルモンド・・・・カギだ。地下に行きたいなら好きにしろ。埋葬品も副葬品も丁重に管理している。は私も知らないね。5世紀6世紀にかの王であるサラ・ヴォルフガングⅤ世が手にして一件は行方不明だ」

 頷いてツモられたベルモンドはカバンに資料のファイルを入れて鍵も受け取った。ロスチャイルド家当主にしてフレンの現在の夫コーヴァス・ニムロデ・D・N・ロスチャイルドはフレン・E・ルスタリオの旦那。ブリテンを今も守護する騎士の夫の境地をもってベルモンドを地下の扉まで案内した。

聖剣は埋葬品にも副葬品にも見つかってもいない。

 地下深くの大英博物館の裏側。明かりを灯して突き進んで何層も暗い細道と階段を下っていきベルモンドとコーヴァス。

「サラ・ヴォルフガングⅤ世について、アヴァロンへの道を切り拓いたのはお見事だ。墓によく、着手したものだ。見つかったというのか?君たちは財力に敵う訳に行かない」

「フレンから聞き出した。ヤバイにゃ!フレンに惚れたのはおっぱいだ。巨乳だ。あのおっぱいで俺のちんぽにゃっ!?勃起してね。フレンと付き合っていた実業家からパクって気が付いたらホテルでゴム無しの中出しをしていていた。ツモし、チートイインで完全に天下無双のライン越をしていたのは僕の過ちだ。フレンから調調意外に、聞いてくれて話してくれた。フレンとSEXする時膣内の締めは気持ちよくなる。俵締めに数の子天井ミミズが住んでいるかのように、気持ちがいいSEXできるにゃ!あとはロスチャイルドが資金を出して場所の捜索と発掘だけさ」

「ご説明どうも。フリーメイソンもブリテン島の一刻も早くを争う事態なのだ」

 ベルモンドとコーヴァスが最下層に行くと黄金の扉を開けてアーサー王の埋葬品と副葬品がきちんと年代順にカテゴリーされていた。

「この興味深いのはモルガンの埋葬品も殿で見つかったのはさすがはロスチャイルドだ。RIKIYAは?サラ・ヴォルフガングⅤ世に関する居住区と居城ならば、と推理したのは見当違いだった。コーヴァス」

「RIKIYAときたか、あの十字架なら500年代の棚に修理し終えている。綺麗な水晶なのか驚きなのはダイヤカラットの十字架だ、これは、RIKIYA当然だが、アーサー王時代には消えていた痕跡だ。ん?魔剣の刀身と鞘か。モードレッドが瀕死の重傷で生き延びたってことか、奥は?」

 くまなく地下を捜索したが、は見つからなかった。RIKIYAだけをベルモンドはポケットに入れて地上に戻ってきた。

「随分とかかったな。」

「せっかくだ、今日は遅い。家に寄ってきなよ。」

 手元の懐中時計を見るとⅪを超えていた。博物館に着いたのがⅢ時前だった。

(2人を待たせているしな。ホテルに行くか。フレンとサラ・ヴォルフガングⅤ世についてロスチャイルドからの報告は受けた。結果論としてはノーモア・ノーセンキュー・ノートゥ・ダイときたか。打診しないといけないのはサラ・ヴォルフガングⅤ世にある程度メスを入れるか)

 ベルモンドは博物館をあとにしてスマホで電話した。

≪もしもし?私だが、車は?もうホテルに着いたのか?フレン?フレン?君の旦那に会って話をしたよ。についてはコーヴァスと話しんだよね?≫

≪えぇ、彼とはね。そういう関係を身体との関係を持てばそうなのよ。ベルモンド、サラ・ヴォルフガングⅤ世は就寝中で今、私のスマホから出てるの。今日は遅いし、明日には・・・・そうねお休み。≫

≪私も溜まり過ぎで体が重たい。君がロンドンに来たというのは間違いか。君に出逢ってまたアンジュと違う魅力なのか、と。私は不倫もしないが、しかしだ、神よ許してほしい。フレン、君を愛している≫

≪え!?奥さんいるし、私は旦那もいるんだよ、私はブリテン島の遺志に選ばれてる身。不貞はダメよ、遅いから寝るわね≫

 電話が切れた。ベルモンドは”異変”違和感を感じてきた。

「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”・・・・・SEXさせろぉ”お”お”ぉ”っ!?い”いっ”いっ”ぐうううっ”ああ”あ”うっ”うっ”い・・・イグゥ」

 ベルモンドの身にSEXの欲求とフレンを寝取って自分のを膣内射精したいという欲求が頭を支配しコントロールが利かなくなった。モルガンの娘にして龍の騎士。

――――――ホテル・スイートルーム――――――

フレンとサラが寝しづまっている頃、フレンの口を塞ぎこんで小声でベルモンドがフレンを仰向けに自分のズボンのチャックをおろした。

「何の真似?これは?ベルモンド卿」

「驚くなよ、旦那のモノとは太さ、長さ、硬さは!?しゃぶれよ、おい、フレン!?旧友のスポンサーとは知りながらもオレのちんぽにゃ!?が疼いてショウげねぇよ」

 ベルモンドの逞しいイキリたっているのを凝視するフレンは静かに気持ちを落ち着かせた。いつ以来だろうかこうやって人に旦那以外にSEXするのは・・・フレンの根源は使ゆえに動じない。

ベルモンド自身この時50歳は越えていた。フレンは5世紀6世紀の25歳のままだ。

25歳で経験人数が666人にしてブリテンの歴史にフレンあり、だ。ゴムをつけるのとゴム無しとある。ベルモンドの太いのを舐めて酷い刺激臭がする。

「ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」

「キツインだろうが、しっかり口の中で出してやる!!!!」

「・・・・・・このことは内密ね。ベルモンド卿、不貞を働いてグランドマスターの資格は?ロンドン王立協会との顔が利く私って忘れないでね」

 隣では寝ているサラ・ヴォルフガングⅤ世本人に間違いはなくがゆっくり布団に包んで寝ている。フレンとベルモンドはバックで高級なツインベッドでギシギシ音を立てずにエアウィーヴなので静音にフカフカでベルモンドはフレンの膣内に出した。バックでフレンに何発も。ゴムをつけずにという事はおそらく妊娠の確率も高まる。

 フレンは黙り込んで眠った。ベルモンドのすっきりして翌日Ⅻ時まで目が覚めることなくホテルをあとにしてようやく邸宅に来たという訳だ。

*ひろゆき曰くこの空想が夢である保証の仮説はない、と。クババによる演算シュミレーター内にホログラム化した小宇宙に起こる出来事。ベルモンド・D・バンデラスとフレン・E・ルスタリオとの関係も事実であってとのこと。ひろゆきはドイツ産のビールをシルバーの真空ステンレスボトルにいれて飲みながら振り返った。

 邸宅に着いてオリバー・エヴァンス教授と抱擁した。

「会えてうれしいよ、ベルモンド」

「俺こそだ、エバンス」

ベルモンド・D・バンデラスにオリバー・エヴァンス教授互いに声真似主で(2012~2017)まで活躍の後ベルモンドの方が先に2018年末にデビューし、オリバー・エヴァンス教授はベルモンドに遅れて4年後の2021年7月にデビューしたのは互いを隠すためだ。元より古い付き合いのある人間で、12年間もニートをしてフリーターでギャンブル漬けしていたをブリテンが1800年代119世紀初頭5代目のフリーメイソンのグランドマスター逝去を機にイングランド領のアンジュ・ベルモンド・カトリーナー伯爵のベルモンド・D・バンデラスの名を推薦してくれたのがフリーメイソンの会員であり、時計塔を首席に卒業しロンドン・カレッジで教鞭をとっていたオリバー・エヴァンス教授だ。

「よく来てくださいました。ブリテン王にフレン様」

「アンジュ?イングランドの守護は長年労いだ。うん、感謝しかない。北のエディンバラの警護にメアリー・スチュアートの一件でロンドンも良きにせぬ」

「私が眠っている間にこんなに変わっちまうたがよ」

 サラ・ヴォルフガングⅤ世に礼をするアンジュ。

「ブリテン王のことは心得ています。あなた様が次代にブリテンの剣としては、そこのエバンスからお話をお伺いさせてもらいました」

「いえ、いえ、僕はかつての旧友であるベルモンドとは同じ竈の飯を食べた仲です。互いに売れないニコニコ生放送の原宿時代声真似が共通点でよくBSPコメントの強調表示してコラボ配信やようあの声真似黎明期にベルモンドとはよく、僕こそ救われた方だYOッ!」

「その辺にしておこう、問題はだ。ブリテンに遺された時間はない。」

「ダルイ話だな。巡礼はしてやるよ、鍛冶職人は?」

「RIKIYAなら」

 フレンはその人物に身に覚えがあった。モルガンが玉座を離れたなかったわけがにしてモルガンもその槍を造られた折りに知っているぐらいだ。

「RIKIYAしかいません。朗報です。末期がんでもうすぐ1000日後に死ぬ力也なら、このブリテンでの召喚は容易ではないかと思いますがね。」

「フレン、詳しく聞かせてはくれないか?英霊召喚術式か、時計塔の天体科・伝承科・降霊科での知識はあるが。実技はない。神智学の応用を兼ね合わせてやってみる価値はある。ベルモンド、どうだい?」

 うんうんと頷いてコーヒーを飲むベルモンドに食いついてメモを取るエバンス。

フレンは6世紀のモルガン暗殺の7日前に聞いた話をエバンスに言うた。

「天才過ぎる、アメイジングうううううっ」

 時代が過ぎて――――――1880年――――――

辿り着いたのがアヴァロンだ。

千子力也の腕が振るうとあってサラ・ヴォルフガングⅤ世は巡礼の旅路を終えてここで聖剣が造られる。

フレンは真祖な為、2060年のひろゆきがいる時空に戻った。一時的な帰還で本来はこのブリテン守護の為に聖槍の準備だ。

これから起こるのがKGUの戦いにして、MKRの時代だ。

KGU外伝LEDENDSOfSARA【完】

プロローグ≪炎上汚染光帯都市QVC≫に続く。





 


 


 



 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

THE KGU LAST STOREMER ‐MKR‐ JULIUS @LordShurain

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ