キャンプ

横淀

キャンプ

 仲間数人とキャンプに来た。

 キャンプといえば魚だ!と思い魚を取ろうと池に飛び込んだら人魚がいた。人魚を食べるのはなあと思い人魚は獲らない事にした。

 反対岸にたどり着くと動く花があった。俺はこの花が食べられると知っていたので食べた。花の味がした。

 少し散策しているとさっき食べた花に似ているが、それより少しだけ色が濃く大きな花を見つけた。

花は

「あなた近づくの?これ以上近づくの?」

と言った。

「いや、近づかないよ。ごめんね」

少し怖かったので出来るだけ刺激しないように答えた。

「そんなこと言って近づくんでしょ」

そういうと花は大きく花弁を開いて針を大量に飛ばしてきた。その針は真っ直ぐに俺に向かって来て深く刺さった。痛い。激痛でその場に倒れ込む。なんで俺がこんな目に。

 しばらくその場で休んで俺は仲間の元へ帰ることに決めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

キャンプ 横淀 @yokoyodo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ