#8「空気」
吐く息は白い。たぶん冬なのだろう。それなのに小学生たちは半袖、半ズボンで元気そうだ。私は微笑む。返事は無い。
朝の1日が始まっていくような空気が苦手だった。だから全て投げ捨てたというのに何故まだここにいるのだろう。
未練、惰性、憂い。私は今日も透明だ。
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「空気」というタイトルと「吐く息は白い」という一文だけで長いこと(約半年)放置されていた下書き。
元々何を書きたかったのだろうか……。
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