130字創作

#4『炎上』

　増える再生数に低評価。登録者も上昇。効果覿面だ。最近話題の放火魔よりも素晴らしい手腕ではないか。この勢いは次に繋げなければ。

　一息つく為に一階へ行こうとした。が、階段から見える火の手。

　俺はにやり嗤う。伝説になる次の一手……リアル炎上配信しかないと。

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　最近では炎上と聞くと本来の意味ではなくSNS系統(ネット用語)の炎上を思い浮かべることの方が多いような気がします。

　今回は炎上商法を仕掛けたら家が炎上するといういかにもフィクション感漂う話となりました。