闘病日記~9日目~(福祉の深さはあるが幅は狭い日本)
〇本当にうつ病か?
主治医の先生いわく私は明確に「全般性不安障碍とうつ病」なのですが、
見る人にすれば「うつ状態」なのかもしれない。
なんやかんやで日記は書いているし。
ただ当人にしてみればどっちでも良い。
しんどいことに変わりはない。
普段50km走っている人にとっての100mと、
走っていない人にとっての100mの違いでしょうか。
これまで10年近く、ゆっくりだけではなくて何かしら考えて書いてきたのと、
日記は頭使わない。忖度もほとんどない。文章に気も使わない。
午前と夕方以降の行動できる落差が激しいです。
頭は朝夕いつも働かない。ひたすら作業療法で塗り絵してます。
病院の先生に自分の症状は伝えられても、自分の考えは言えない。
「シャンピリ(首筋がピリッとする耳鳴りのようなもの)がする」
とは言えても、
「これって転院前まで飲んでいたパキシルから薬を変えたせいでしょうか」
とは聞けない。恐ろしい。
内科外科いろんな科があるけれど、
患者が医師に一番委縮するのは精神科ではなかろうか。
余談ですが癌で亡くなった母は医師にすごかった。母曰く、
「末期がんになったこともない医師に末期がんの苦しみわかるのか?」
説明がわからんときは「説明がわからん」と言っていた。
母は専門用語を非常に嫌いました。私もその流れ組んでます。
だからtips入れてます。
それを精神科だと言えない聞けない。
自分の気持ちも良くわからないから。ここが厄介。
精神科医のYouTube動画をいくつも拝見。
というか聞いた、その感想。
治療には患者と医師との歩み寄りが大切。
なぜ患者からの歩み寄りを期待するのだろう。
病院に行ければ御の字、出された薬を飲む、そして死なない。
それ以上は無理。こちらからの歩み寄りの限界。
正確に症状を伝えることさえ難しい。私にはできない。
歩み寄れないのが「うつ病」なんじゃないのか?
足の骨折ってる人に「ここまで来い!」というようなもの。
歩み寄るのとお互いの協力はなんかこう、イメージが違う。
主治医に不満はない。念のため。
熱心だし細かく分析してくれている(と思う)
一度カウンセリングを受けるのは検討している。
聞くプロとのことで気持ちが楽になればいいなと。
私が国会議員だったら。
現在保険の適用外のものを減らしてもっと気軽、
というと語弊があるけれど、適用の幅を広げたいなと思った。
縦に深くするんじゃなくて横に広げる感じ。
財源とかそういうのは頭回らんから。
ただそう思ったってだけ。夢物語。たられば。
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