今日13日 あらかるとキャッチャーと赤チップ
【あらかるとキャッチャー】
上記のゲーム筐体は、うちが勤務していたゲーセンではカードの中に紙を差し込み、その表面に景品のテプラを貼り赤チップを2個で筐体内で吊るしてアームで挟んで落として獲得するものでした。
他店は知らんw
さて。
こちらの景品はUFOキャッチャーとは違い、箱モノと呼ばれる割と高そうに視える景品を獲得できるかもしれないキャッチャー筐体である。
しかし、カード交換なので獲得後はカウンターでのスタッフによる交換になるわけです。
いやはや。
大変だった……!
さらっと書いたけどね。
このゲーム筐体が一番とクレームが多いものでした。
※1 赤チップが堅い事件!
この赤チップというのが大変と曲者なのですよ。
発注後、1000~? 位の量が入った1つの袋の中の2つをつけるわけですが。
はい。
硬さは工場の創り加減なんですよ。
来た瞬間に激硬モノ(人手で揉んで柔らかくします)
来た瞬間激柔モノ(即、捨てます。使えんもの)
上記をカードについたボールチェーンに点ける際に手作業で確認します。
ふにふにふにふに――……
中は柔らかめで外側が硬めに2構造。
それを指定された場所にさしかける訳ですよ。
スタッフの手感覚なんです。もうね、熟練した技というか。
それを新人がやった日にゃあ、もうねw やっちまったなぁー~~! じゃすまない、滅茶苦茶に叱られます。
なんで、「こんな感じかな?」と何度も、何度も、何度も、パイセンスタッフに確認をしましたよ。
本当に慣れるまでが、マジで大変だった。
こんな手の込むあらかるとキャッチャーは大人気なキャッチャー機。
うちのゲーセンにも、UFOキャッチャーのようなあらかるとキャッチャーの転売ヤーが存在したのです。
勿論のこと大枚をはたいて遊んでくれます。
だからこそ、赤チップの硬さがキャッチャーの爪の折れ加減で、だいたいと分かるのですよ。
難癖も多かったけどね。
「おい! 中の赤チップっ、硬いんだけどっ! 爪が折れちまったぞっ!」
「申し訳ありません。赤チップの確認をさせて頂きます!」
ふにふに、……ぐぐぐぐ――……!
(こりゃあアカンやつだ!)
やはりというか。
手加減はスタッフそれぞれで、激硬のを気にせずに点けちゃうスタッフがいて。
その尻拭いはマジでねーマジで。
金返せよ! って言われちゃったよねw ワロエナイ……。
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