第11話 引っ越したなら

「ふふふふ(笑)」


「何(笑)いつでもしのを抱けるから?」


「あはははは(笑)抱けるからというか、おにいちゃんに全部合わせられるじゃん。例えばだけど」


「まぁまぁ、そうだね」


「ね?おにいちゃんが(地元)にいる、会えないかもしれないけど会えるかもしれないって状況あるじゃん」


「うん」


「もしかしら1時間は無理かもしれないけど10分くらいだったら会えそうだなって時に、おい、ちょっとって時あるじゃん」


「そんなのやだろ、おまえ(笑)」


「あはははは(笑)」


「そんなのやだろって」


「なんで?Hするわけじゃないよ、10分で」


「10分で出来るだろH。ちゃちゃって」


「できる(笑)あはははは(笑)思うんだよね、私はね」


「何を思うの?」


「そういうのもありというかさ、別に。なしではないかなって」


「うん…、まぁね」


「ね!?だから別に、そこに住んだらおにいちゃんも罪悪感みたいの生まれると思うんだよね、いろんな意味で」


「なんで罪悪感生まれるんだよ」


「わかんない、おにいちゃんのことだからなんか」


「何?」


「わかんない。いや、私はいいんだよ」


「なんで私はいいの?」


「え?」


「私はいいけど?」


「なんかおにいちゃんが、おにいちゃん的にね、おにいちゃんの性格で、なんかあれかなって思って。だったら別に…」




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