第27話UNSTOPPABLE ~強行追跡~ Part.7
目下最大の問題だ。
正直なところ、歴戦のグリムでもあそこまでタフな相手は記憶に少ない。
全力で斬りつけたし、全力で蹴りつけた。それでも動いてきた奴と言えば、魔王の他に数名に魔族がいる程度である。
とはいえ、弱音を吐いても始まらない。求められているのは愚痴ではなく解決策で、意外なことに先に口を開いたのはメアの方だった。
「……グリムよ。妾に策があるのじゃが一つ聞いてはもらえぬか? 戦素人の思いつきじゃから、綻びがあれば申してくれ」
「遠慮してどうする、無策で闘るよか大分マシだ」
悔しいが、逆立ちしても独力での打倒は不可能に近いとすでにグリムは悟っていた。ならば素人考えだろうと、使えるものは使うべきだろう。
「うむ、では申すのじゃ。ここから見るに、獄炎は少なからず彼奴にダメージを与えられている様子じゃろ? であれば、獄炎でもって押し切るべきだと妾は考えるのじゃ」
「つぅか、それしかないだろうな。何で出来てるか知らねえが、野郎の外殻には刃が通らなかった。馬鹿げた硬さだぜ、打ち込んだ感触は別物だが頑丈さはオリハルコン並、剣が利かねえなら魔法で攻めるのはいい手だと思う。ただ……」
「気が遠くなる攻防になる、そう言いたいのじゃろう」
獄炎は確かにダメージを与えていたが、それでも致命的な威力だとは言い難い。これはメアの未熟に因ることではなく、むしろタコ野郎の頑丈さが異常なのだ。普通、あの威力の火焔魔法で捲いてやれば灰になるのを待つばかりで、次の一手を考える必要さえない。
ところがメアときたら、タコ野郎の頑丈にさめげるどころか、新たな攻め手を思い付いているというから驚きだ。しかも、かなりの危険を伴う方法である。
「戦闘における魔法とは遠くから打ち込むことが主となるが、
「……直接?」
「左様じゃ。お主の大剣に獄炎を
攻撃の意思を以て流し込まれた魔法なら付与されることはなく、メアの想像通りタコ野郎を内側から灼くことも可能だろう。
これは有効な攻撃法だ。ただし――
「――お主にも、危険な思いをさせるのじゃ」
「分かってる、囮になれってんだろ?」
申し訳なさに口ごもるメアの言葉を継いで、グリムは気楽に言い放った。
「……頼まれてくれるのか、グリムよ」
「野郎を倒せるのはお前だけ、なら俺はやるべきことをやるだけだ。それにリスクはお互い様だろ、メアにしたって奴の懐に飛び込まなきゃならねえんだ。デカブツとの接近戦の訓練は?」
「あれほどの大きさとなると流石に未経験じゃ、助言をもらえると助かる」
へばりついてた獄炎が消えればタコ野郎の全体が再び露わになり、その赤熱している頭部を眺めながら、グリムはぽつりと助言を溢した。
「とにかく避けることだけ考えろ。懐に潜り込むまでは回避だけ、余計なことを考えるな」
「やけに単純じゃな」
「あれこれ考える余裕あるのか? 避けることだけ考えて、隙を見つけて飛び込め」
からりと言うと、グリムは先駆けるべく剣を担いで上体を沈める。
それは明確な突撃姿勢であり、その横顔には不退転の覚悟を刻んでいた。
そして、一息の後――
「んじゃ、おっぱじめるかッ!」
気勢を上げて地を蹴るグリムに降り注ぐのは綠光の雨
しかし命中することはなく
弾き、防ぎ、躱し、飛び
グリムはどんどん切り込んでいった
一挙手一投足が素早くメアが息を呑んでいるその合間に、グリムは見事、タコ野郎の懐にまで潜り込んでみせていた。それは感嘆するほどに献身的な囮としての役割であり、彼は自身こそが脅威であると思い込ませるため、敢えて危険な懐にまで飛び込んでいた。
利かないと分かっていても全力で斬りつけ逃げ回るその様は、とても愚直で、ある意味では滑稽に映るかも知れない。だがメアの、魔王女の胸の内には怒りとは異なる熱い物を沸き立たせ、そして彼女の足を強く前へと進ませた。
グリムの抵抗に釣られて、タコ野郎が頭部を動かした隙を捉えメアも突撃
陽動のおかげで気付かれておらず
触手の何本かも地を掴んだままである
――どうかそのまま気付くでない
だがしかし非情なことにメアの祈りが届くことはなく、タコ野郎はその目玉だらけの顔を彼女の方へと振り向けた。
向こうの勘がいいのか、それともメアが不運だったのか。それはどちらでもいいことで、とにかく彼女は、激しく降り注いでくる綠光を躱すことにだけ専念した。グリムの助言は的確で、戦いには攻守の切り替えが大事であり、不慣れな者にはその両方を同時にこなすことは不可能だが、片方ならば意外とこなせる。
なによりもメアが生まれ持った魔族としての身体能力には目を見張る物があり、彼女はなんとかタコ野郎の懐にまで潜り込んでみせた。
となれば、間を置かずに攻撃
タコ野郎に触れて、内部から焼き尽くし――
「左だッ!」
刹那、飛んできたのは険しい声音
ほぼ反射的に、グリムの発した警告に応じたメアは、そちらを見ることもせずに左腕を畳んで身を庇い、結果としてその防御行動は正しかった。もし庇っていなければ、死角から振るわれてきた金属製の触手による一撃を、まとも喰らっていただろう。
しかも攻撃に意識を向けた瞬間に差し込まれた――無防備に食い込む――一撃ともなれば、下手をすれば致命傷も免れない。現に横合いから殴りつけられたメアは、踏ん張ることも出来ずに吹き飛ばされ、仮宿の壁に叩きつけられていた。
タコ野郎は非力どころかむしろ豪腕と呼ぶに相応しく、その衝撃に息を詰まらせた彼女は力なくうずくまるばかりである。グリムが耐えられたのは魔法や身につけた防具の補助があってこそで、実質、
とはいえ、不意を打ちながら返り討ちに遭ったのでは情けなく、メアは奥歯を噛みしめながら顔を上げる。だが、まだまだ心はいきり立ち戦意は僅かも萎えていなくても、その眼前に迫る綠光の束には、流石に臆して瞼を細めてしまう。
無理からぬことだ。
身動きできず身も躱せず、ただ無防備に攻撃に晒される恐怖には、縛られたまま断崖より投げ捨てられるのに等しいものがある。だがそれだけの恐怖に晒されながらも、メアは視界を閉じることを
我が身を盾にと割って入り、あまつさえ綠光の全てを弾き防いだグリムの姿を――
「す、すまないグリム……、不覚をとったのじゃ……」
「話せるならとりあえずは無事みてえだな」
グリムは振り返らず、タコ野郎を睨んだままで続ける。
「あの野郎、こっちがどう動くか読んでやがった、メアが懐に飛び込んでくるところまでな。しかも、最後の一発はこれまでより振りが鋭いときてやがる。見事に誘われたぜ、畜生……!」
「元より妾の策、お主が気に病む必要は無いのじゃが、とはいえ苦しい状況じゃな」
「…………メア」
「退かぬ」
打つ手なしならば退くのも手。単身ならば玉砕上等でグリムは突っ込んだだろうが、メアまで付き合わせるわけにはいかない。であれば、いっそ彼女を抱えて逃げようかと言いかけた矢先に、にべもなくメアが言い放った。
「我らの後ろに道はない、ここで彼奴めを討てぬようではどのみち先もないのじゃ。ここで倒すぞ、なんとしてもじゃ」
「……頑固な王女サマだぜ。んで、そこまで言うからには次の手はあるんだろうな」
「獄炎の中でも秘術とされる魔法がある、それを使うのじゃ。正直、絶対に使いたくはなかったのじゃが、四の五の言っている場合でもなくなってしまったからのう」
変わらずタコ野郎に剣を向けたままで、グリムが問う。
「威力は?」
「無論絶大じゃ。しかし、発動に失敗すれば妾どころか、お主も村も跡形も無く消し飛ぶこととなる。かつての修練の際には、詠唱中に昂ぶった魔力を恐れて、試し打つことさえできなかった代物じゃ」
「破壊力はお墨付きってわけだ」
そう呟いたグリムの声は心なしか楽しげでさえあり、その表情は彼の背中を見つめていたメアにも想像できたことだろう。
なにしろ次の台詞にいたっては、明らかに楽しんでいる様子であったから。
「それじゃあメアよ、俺は何をすればいい?」
「妾の盾となってくれ。呪文を唱え終えるまで、妾を守ってもらいたいのじゃ」
「……時間は?」
「三〇秒」
時間の流れとは基本的に不変であるが、魔法を使わずとも時間感覚は変化するもので、メアの求めた三〇秒という長さは、僅かにとも捉えることもできるし、逆に長時間とも捉えることができる。
その時間感覚の変化を生じさせるのは、その間に何をしているかだ。
例えば戦いの最中、攻めている時は一瞬にさえ感じる三〇秒と、防戦一方でひたすら堪え忍ぶ三〇秒では、感じる長さは全く異なり、後者に至ってはそれこそ五分にも一〇分にも感じてしまうだろう。更に言えば、逃げ回ることも許されず、我が身を盾として立ち塞がるのであれば、それこそ一昼夜に感じたって不思議はない。
不利な状況下で行われる防戦は、あらゆる物が消費される過酷なもの。だが、それくらい承知しているであろうはずのグリムは、やはり楽しげな背中で応えると、大剣をメアの前に突き立てたのだった。
「こいつの後ろに隠れてれば、流れ弾は喰わねえだろ。なるべく捌くが、正面から受けるとなると全部は捌ききれねえからな」
「それではお主が身を守る術を失うではないか」
「ちゃんと予備がある。こいつらだって、飾りで差してるわけじゃねえ」
言いながら両手それぞれにグリムが抜いたのは、右腰に差していた
ところがである。
メアが浮かべた心配を他所に、グリムは不意に飛んできたタコ野郎の攻撃をこれまた振り返り様に弾き落とした。背後からならば一発で足りると思ったのであろうが、彼の即応は見事なもので、緑光は地面に孔を空けただけである。
そして、しばしの睨みあい。
誰も彼もが自らの成すべきことを確かめる一瞬。やがて僅か数瞬の間で互いの策が噛み合ったのか、家屋が崩れたのを合図にして猛烈な攻防が始まった。
タコ野郎はとにかく撃ちまくる
緑光に弾丸の雨あられは硝煙弾雨と呼ぶに相応しく
そしてグリムは受け続ける
神速の反応と刀捌きで
弾き、いなし、受け流し
それでも捌ききれない弾は、歯を食いしばってその身で受けて
しかし下がらず盾となり
彼に守られし魔王女メアは
けたたましい戦いの中にありながら
一人静かに呪文を唱えた
両の手を合わせる彼女の姿は、さながら祈りを捧げる巫女に重なり、魔族として外見に反していっそ
そして、脅威と感じれば先んじて排除するのが戦いの定石で
タコ野郎はメアの方をむしろ危険と感じたのか攻め方を変えてきた
奴の頭部が何カ所も開き
そこから無数の棘が火を噴きながら発射されたかと思えば
大きな曲線を描きつつメアの方へと向かっていく
正面方向のみあればいくらでも捌く自信がグリムにはあったが、自分を避けて包み込むように攻撃を飛ばされたのでは話が変わる。上下左右から万遍なく降り注いでくる矢を、一枚の盾で防ぐのが無理なように、このままでは受けきれないと彼は即座に悟った。
「そいつはズルだろう……⁈」
とはいえ、そこは百戦錬磨の剣士であり、こういった危機を凌ぐ手段も彼は携えている。全方位から矢が飛んでくるのなら、全方に向けて攻撃して打ち落とせばいいだけの話。
「頭下げてろよ、メア」
詠唱中のメアに一応の警告を発すると、彼は地面に刺した大剣をそのまま抜かずに、力任せに振り抜いた。それと同時に、自分たちを囲う形で発生したのは、無数に拡散する真空の刃たちである。これこそ、全周囲へ向けた力尽くの防御策――
「――
その名に恥じぬ
なにしろタコ野郎の放った棘ときたら、斬られた端から爆発し、辺りに火焔と破片をまき散らす代物だったのである。仮に近間で落としていたなら、あの爆発をモロに喰らう羽目になっていただろう。
「危ねえ危ねえ。油断も隙もありゃし――……」
言いさし、グリムは息を呑んだ。
さしもの彼でも息を呑まざるおえなかった。
いくつもの棘が爆ぜた結果、視界を塞ぐこととなった煙幕。そいつが風に薄らいでいくと、グリムの正面に現れたのは頭部を深く沈めたタコ野郎の姿。極太魔法の発射姿勢をとっている、タコ野郎の姿だったのだから。
この瞬間、グリムが進める方向は二つあった。
一つは前。タコ野郎が魔法を撃つ前になんとかするという選択肢が一つ目。
二つ目は後ろ。詠唱中で動けないメアを無理矢理担いで、身を躱すという選択肢である。
この二択であれば、後者の方がだいぶ現実的であっただろうが、結果的に彼はそのどちらの選択肢もとらなかった。
と言うのも――
「グリム、道を開けよ!」
メアのこの一言に反応した彼は、その真意を確かめるまでもなく飛び避けて、彼女に出番を譲ったのである。魔族少女の痩身から沸き立つ魔力は禍々しくも頼もしく、彼女が呪文と共に練り上げたその魔力は、いま秘術となって放たれる。
止めどなく流るる生命よ
我が道に立ち塞がりし万物よ
眼前にあることを悔やむことなかれ
至福と共に蒼炎に抱かれるがよい
嗚呼、
我、創世の
最終節を唱え終えると、メアは両手を突き出した。
目標は前方、あとは撃ち出すのみである。
「妾の全力、受けるがいい!
高らかに吼えたメアが放ったのは眩しいまでの蒼炎の帯で、同時に迎え撃ったタコ野郎の緑光と真正面からぶつかりあって、激しく火花を散らしている。
……互いの力は五分といったところか。
離れていても灼かれそうな熱気を受けながら、グリムは静かに戦力を分析していたがしかし、彼は拮抗勝負が腑に落ちずメアの元へと駆けよって、彼女の肩を背後からしっかと掴んだ。
「何を考えておるのじゃ、莫迦者め! 離れておれ、どう転ぶか分からぬのじゃぞ⁈」
しくじれば村も巻き込んで消し飛ぶ。
先程、彼女の言ったとおり、これが魔族の秘術であるならば
「……馬鹿はおめえだ、ここまで来てなにをビビってやがる」
「なんじゃとッ⁈」
「気遣いも心配もお呼びじゃねえってことさ、こっちはとうの昔に腹ァ括ってんだ。だから気にせず、ケツの穴締めて野郎に全力を叩き込んでやれ。半端やらかしてやられるより、無茶に付き合ってくたばる方がマシってもんだ。しくじった時は一緒に逝ってやるからよッ!」
激励にしてはあまりに粗雑かつ下品
肩に置かれた両手にしたって抱くというより握るに近く
優しさなんかは微塵も込められてはいなかった
だがしかし
或いはそれ故に
瞬間、メアの口元を綻ばせた
当然のことながら、魔族だからといって精神面がタフであると決まっているわけではない。緊張することもあれば、動揺することだってあり、そういって心の揺れ具合がもたらす反応は、人間が感じるものと同様だから、失敗を頭に浮かべた状態で全力を絞りきるなど不可能である。
全力とは、読んで字の如く全ての力を注ぐこと、他を省みず集中することを指すので、気が散っている時点で届きよう筈もない。
メアは恐れていた。自らの失敗でグリムまでも死なせてしまうことを――
だが彼は言った。尽くした果てに散るのならばそれでいいと――
グリムが発したその言葉。そこに込められている真意も重さも、メアは彼の顔を見ることなく正しく受け取れていた。
肩に置かれた両手の熱がすべてを正しく伝えてくれていて、だからこそメアは恐れを捨てて、自らタガを外したのだった。この一時に限り、あらゆる優しさや思いやりを忘れ去り、力の全てを破壊に向ければ、自ずと放たれる魔法も変わる。
その変化は一瞬で、そして圧倒的だった。
数瞬前まで拮抗していた両者の力がメア一辺倒となり、蒼炎の大きさも熱量も段違いに跳ね上がったかと思った次の瞬間には、僅かな抵抗さえ許されないまま、タコ野郎は蒼い焔に呑まれていった。
命中の手応えにメアが魔法を打ち止めれば、その威力の程がよく分かる。消耗して膝を折った彼女の眼前に広がる景色はものの見事な焼け野原で、焼き尽くされた範囲ときたらこの国の測量士の苦労を想像するに難くない。なにしろ仮に、この魔法を王都に向けて放っていれば、それこそ城が消える威力である。
……だからこそメアは、我が目を疑い尋ねていた。
「のう、グリムよ……。妾の見間違いじゃと言うてくれぬか……?」
「奇遇だな。おれも同じこと頼もうと思ってた……」
嫌気の差した小言が溢れ
平たく焼けた獄炎野原に、敵影あり
蒼炎によって熱された表面は赤熱しているものの
破片が残ってれば万々歳の魔法を受けてなお、姿形は残ったままだ。
「そのうえ動きよるとは、し、しぶとすぎるじゃろう……。あれ以上の威力は出ぬというのに、彼奴は一体なにで出来ているのじゃ……」
「だが利いてる。あともう一押しってとこだろうな」
グリムは軽口を叩きながらのそりと前へと出て行くが、その足取りは明らかに重たく、軽々と振るっていた大剣も鋒で地面を掻いていた。肩に背負う所作もどこか緩慢で、メアを庇って受け続けた疲労とダメージは隠しきれない。
しかし彼は、細くながく息を吐くと『だからどうした』と言わんばかりに戦意みなぎる眼差しを上げる。
疲労困憊で身体はボロボロなのは確かだが、それは敵も同じこと。であれば、退がる理由も見つからず、好機と見越して飛び込むだけだ。
「……メア、動けるか?」
「すまぬ、すぐには無理じゃ」
一気に魔力を消耗しすぎたために、メアは指先にさえ力が入らない状態で、かろうじて座っているようなものだった。そんな彼女に一瞥を向けると、グリムは僅かに口角を上げてから、前方へと目を戻し――
「じゃあ、待ってるぜ……ッ!」
そう言い残すと、彼は今夜、幾度目かの突撃を敢行した。
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