僕は産まれながらの疫病神で、君は常に人に囲まれていたね。僕がどれだけ振りほどいても君は着いてきた。僕が命を絶っても、君は着いてきた。僕はありがとうってにっこり笑ったでしょ?


君が憎くて仕方なくて、どうしたら、君を殺せるか悩んだ結果、この方法を選んだんだ。


ざまぁみろ。


あたしは、何故か人に懐かれ、窮屈だった。でも貴方はずっと一人ぼっち。あたしがどれだけ近付いても、遂には死んでまでも逃げようとした。貴方にとっては復讐のつもりなんでしょう?


ありがとう。


君は僕の思い通りだ。ずっと一人ぼっち。


これで隣には貴方だけ。ずっと二人きり。

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