24話 零ちゃんが懐いた!

  


 おまたせしました同居編開幕です!


・・・・・・・・・

 

 私は今、夜空に叱られています


「零あんたは頑張りすぎや」


 頑張りすぎ?


「分かってないようやな。いいか頑張るって事は無茶をするって言うことや、無茶をしたら心も体も疲れて最後は壊れちゃうんや・・・だからなぁ、お前さんは少し休憩を覚えた方がええ」


 休憩を覚える・・・


「お前さんは常識を学びたいとマネージャーに言ったそうじゃな」


 にやりと笑う夜空


「我が誠心誠意くまなく教えてやるからついてくるのじゃぞ!」


 こうして私の常識を学ぶ同居生活が始まった


・・・・・・・・・


 始まりの日から3日、私と夜空は修行をしていた


 朝は同じベッドで「おはよう」から始まり


 朝支度を一緒し済ませ、一緒に洗濯物を干してから朝食をとる(私の食事はおかゆだ)


 朝食をとったら食器を洗ってリビングで「水●黄門」を視聴する、隣で夜空が熱狂しているのを片目に視聴をしていたりする


 視聴後はその余韻を感じながらリビングでゆったりと読書をしたりする、夜空はノートパソコンを部屋からもってきて私の近くで作業をしている


 昼になればまた一緒に食事をとり食器を洗う


 食事が終われば散歩に出かけるもちろん夜空と一緒に、行き先は決めていないらしく配信の話題になるモノがあればいいなくらいのノリでゆっくり歩くといいらしい


 散歩の帰りに買い物にも行く、「荷物が重くなっても魔術は使わんといてなぁ」と言われてしまった。理由を聞くと筋トレだと言っていた


 家に帰ると買ってきた物を整理をして洗濯物を取り込む


 洗濯物を片付けてから食事の準備をする


 食事が終われば食器を片付けて一緒にお風呂に入る


 お風呂から出れば「おやすみ」と言って2人で同じフトンに入り頭を撫でられながら寝る


 この3日間配信はせずこれを繰り返していた。


・・・・・・・・・


 生活にも慣れてきたので寝る前に配信をすることにした。


 輝夜とコラボにしてこの3日間のことを話す



・零ちゃんが元気そうでよかった

・零ちゃんが少し懐いてる!?

・輝夜様が零ちゃんをたぶらかした!

・零ちゃんのことは心配してたけど輝夜様は心配してなかったです!

・カタート更新されてなかったから心配したよ

・一緒のベッド・・・輝夜様そこどいて!

・一緒にお食事?輝夜そこの席変わって

・お風呂///

・水●黄門に触れないリスナーたち

・いやー、だってねー?

・んー。まぁねー

・そこは、あれよ


「………と言うわけじゃ、それと朗報じゃ我の膝の上で零が舟を漕ぎ始めたわい」


・配信初めて2時間たつもんね

・ん?膝の上?

・え、今なんて言った?

・おかしいな、耳がおかしくなったのかな?


「なんじゃお主等我の言葉を聞き逃したのか!仕方ないもう一度言ってやろう。我の膝の上で零が舟を漕ぎ始めたわい」


「スー、スー……」


・輝夜様うるさい!

・零ちゃんが起きちゃうでしょ!

・寝息が!寝息が聞こえます!

・ここが楽園か!


「お、おお。零が我の服の裾を掴んでおる、可愛いのぉ」


・そこ変われ!

・いくらで変わってくれますか?

・我慢の限界だスパチャを投げさせろ!

・↑スパチャには申請が必要なんだ、もう少し待つんだ


「零も疲れているようだし今日はここまでじゃ、また次の配信を楽しみにしておくのじゃぞ」


・はーい

・おつかれー

・お疲れー


・・・・・・・・

 

 同居生活が始まり零の心は成長する、長い長い戦いから解き放たれ1人の人間としてその身に心を宿すのだ



・・・・・・・・


 作品書いてて1つ思い出したことがあります!


 この作品「Vtuber」を主題にしてるんだった!って書いてるときに思い出しました


 配信メインで書きたいのに外の話が・・・


 書きたいモノ書くそしたらそれを好んでくれる人がいるかもしれないそう思って書き続けよう!そうしよう


 コメント待ってます!こんな話が読みたいとかあったら書いて下さい。


 それじゃおやすみー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る