第16話

俺はマヒロと別れたあと、約1キロメートルの道のりを歩き、初出勤となる

会社の前に立った。


「デカ過ぎる...」


50階を超える高層ビル...


俺が元いたのは、小さなビルの一室がオフィスになってた会社だから、ちょっと見上げてたら急な目眩に襲われた。


「はは...なんか、夢みたいだな」


数多のゲームクリエイターが、

入りたくて入りたくて、仕方がないだろう、

そのビルの中へ足を踏み入れることになってしまった俺。




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