第9話

俺、無能上司のいる会社、

最後の日。俺の机の上に、大量のタスクを

積み上げて言う事には。


「これだけはやって帰れよ!

俺の残業分だ...!」


「ええー」


藤島さんは


「いいじゃねぇか。一応、残業代つくし。


ま、取り敢えず、じゃーな!山吹!って

挨拶をしに来たんだ。

この書類の山は、俺からの選別だと

思ってくれよ。それにしてもな、

おまえの顔、明日から拝まなくて済むと思うと、せいせいすらぁ!

ところで、お前、就職先もう決まったか?」


「ま、流石にそれは無理か。

せいぜい路頭に迷ってくれよ、無能くん!」


「あ、それが、、」


「決まっちゃったんです。

トントン拍子に」


「え」


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