1月21日
ここは校庭
ジャンプ台の上で跳ねる
オリオン座まで手が届く
ふたつの一等星に小指と親指を重ねて
あなたが肩を横切って
二匹のテディベアと目が合って
いつもかすみ草でごめんね
聞こえない声でささやいて
あなたがいたらいいのにね
4年間も待ちぼうけ
オリオン座も沈んじゃう
霞んだ月はあなたの横顔
3つ後ろのあなたの席
ふたつの一等星の亡骸を
抱き損なったあなたとわたし
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます