りんご
オーブンが鳴く
生焼けのアップルパイの底
うまくできないのも好きだけど
君に食べてほしいなんて
わがままね
見たいものだけ見ていいよね
変だねって言われたい
溶けたマカロニのシチュー
生クリームと溜まったバター
なめるくせは直らない
どうせなら君と
こどものままで白いお皿で
甘いの食べたい
そう君が言うから
君のわたしになってみる
毎日は疲れちゃうでしょ
今日だけ特別
キャメルのニットは押入れの手前に
再来週の遊びに着てくため
そうただの遊びなんだけど
ピアスの穴を迷ってる
一回のためで勿体無い
とは思わない
君んちのオーブンどんな音かな
アップルパイを作りましょう
バターたっぷりの
まとまらない粉はわたしたち
練って練って練りましょう
辛抱づよくどこまでも
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます