乙女ゲームの推しがこちらへやって来た?!

香涼宮音

プロローグ

現代の日本にある乙女ゲームが社会現象となった。

その名は「貴族乙女きぞくおとめ」でグラヒックやサウンド、ストーリーが好評となり流行語大賞に選ばれるほどのゲームになった。そして次回作の制作が決定された。

ストーリーは貴族の主人公が町で出会った平民の攻略対象と学園で恋愛をするのだが同じく貴族のフェルス・エルフェンリート嬢は見た目を覆す性格で大半のファンは悪のイメージしか湧かなかった。

しかし、ここにエルフェンリートが1番の推しの人がいる。海津麻菜かいつじ あさなはエルフェンリートを見た瞬間惹き込まれグッズが発売されない時は自作するほどエルフェンリートを推していた。

麻菜は、

―エルフェンリートにいいのに―

その思いがきっかけとなり麻菜はエルフェンリートに会うことになる。

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