月見をする人が

実際どれだけいるのか

正直分からないけど

月見団子が売られてる


こっちじゃ星が全然見えない

作られた星しか見られず

澄んだ空気もないけれど、

どこかでコオロギが鳴いている


長くなる夜に星空は望めないけれど

それでも眺めてしまうのは

追想からか、郷愁か

月を親指で隠して、宇宙を見る

ふっと笑って口ずさむ

『It's a piece of cake!』

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