沈黙

生まれては、消える

考えとも言えぬ、諸々は

形作られる前に、泡となる

断片を掴もうと、手を伸ばし

あるはずの形を、夢想する


声にならず、くちが空振る

残る違和感、思い出せぬ葛藤

日々を生きてく中で、そんな事も

忘れ去り、置いていかれた感情は

静かに沈殿。


いずる時を静かに待つ。

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