第10話 宗像一の鬼軍曹
無造作に身に着けている藍染の浴衣は下手をしたらだらしなく見られてもおかしくないのに、あか抜けており、おそろしく魅力的に見えてしまうのが怖い。
背丈は宗像で出会った男性陣よりは頭一つ小柄な印象で、まるで殺気がない。
穏やかな凪いだ湖面のような乱れ一つない雰囲気と穏やかすぎる声色は静かすぎていっそ不気味なほどだ。
彼の指が俺の額をちょんと小突くまで、本当にいつ動作をしたのかわからなかった。
「君の弱点は相手の敵意がないと守りに入れない事だね」
殺気や敵意がなければ、容易く首をとれてしまうねと男は笑った。
体温が急激に奪われはじめたことにはっとして、彼を見返すと、彼は困ったねとつぶやいた。
俺の額から生温かい何かが滑り落ちてくる感触がした。結構な量が噴出したことがわかったのは、視界が赤くにじんだからだ。この寒さは失血しているからだ。
「そこに傷ができている。 ほら、まだ痛みすら把握できていない。 どうしてかわかる?」
「貴方が俺を襲ってくる敵だって、俺がまだ認識できていないから……」
「その通り。 本当に怖いのは息をするように、何の想いもなく振るわれる刃だよ」
彼の表情は変わらない。笑顔のままで、それが仮面の如くに張り付いている。
ぶわっと足元から風が吹き上げられた瞬間に、思わず目を閉じた。
その瞬間、俺の頭は彼の手によって床に叩きつけられていた。
何が起きたのかもわからない。
決して、彼は手に力を込めたわけではない。その証拠に頭を小突かれたくらいの感触しか残っていない。
床板に頬を押し付けられ、初めて痛みを認識した。
「今、僕の手はどこにある?」
彼の言葉で俺は息を飲んだ。頭を押さえつけらている手などもうどこにもないのだ。
触れられていた感覚が残っているだけで、実際の手はないのに、俺は押さえつけられたままになっていたのだ。
「君の五感はおそろしいほどに鈍感だね。 どうしてかわかる?」
ゆっくりと上半身を起こしながら、俺は唇をかんだ。
彼が俺に教えたかったことがそこでようやくわかった気がした。
「君の中に眠っている物は己が強者だと知りすぎている」
俺はようやく立ち上がったところを、あっさり足払いをうけ、受け身もとれずに廊下に横倒しになった。
「絶望的なほどに素直な良い子だなぁ。 このままじゃ、大問題だねぇ」
廊下の床板にたたきつけられた腕が痛い。肘を思い切りうちつけたせいもあり、指先までしびれが走っている。その上、完全に唇の端をきずつけ、口腔内で錆びたような血の味がした。
少し怒ってみるかと男はきいてから、すぐ近くにいる真規の背に足を乗せた。
「彼は無抵抗だから、この足を思い切り踏み込んだら何本か骨がいっちゃうとおもうけれど、どうする?」
見え透いた挑発だとわかっているのに、血液が一気に逆流してくるのがわかる。
髪の毛まで逆立ってくるのが自分自身でもわかる。
俺の身体を取り巻くようにうっすらと風が集まってくる。ゆるゆると集まってくる程度で足元がすり鉢状にすり減ってくる。
「挑発にはのらない!」
落ち着けと俺は奥歯をかんだ。俺はこれをコントロールできない。
これを使うと真規を巻き込んでしまう。
うつぶせに倒れたままの真規の表情が苦し気に歪んでいく。背に載せられたままの足に彼が力を込めて行っているのがわかる。
「君の敵になる連中は君が素直な良い子だからと待ってはくれないよ?」
身を起こして、体当たりしてみても、ひょいと手ではたかれて、俺の身体が一回転して廊下にたたきつけられてしまう。
くそったれと視線をあげて彼を見るが、髪の毛ひとつ乱れることもなく、一歩もその場から動いていない。
幾度となく挑んでも結果は同じで、息が上がるのはこちらばかり。
「君の頭は何のためにあるの?」
こんこんと指先でこめかみをつついてみせる男の言葉に俺は唇をかんだ。
いくら考えてみても答なんかでやしない。
苛立ったように声を上げてみてもむなしく響くだけだ。
悔しい。
このままでは赤子の手をひねる様に目の前で真規が傷つけられる。
どうするんだと拳に力を入れた瞬間、目の前の男の背後にあるものにはっとした。
視界の端にゆらりと揺れる尻尾が目に入ったのだ。
小次郎だ。小次郎がこちらをじっと見ている。
その目はまるで自分を呼べと言っているようだと思った。
俺はふっと息を吐いてから、来いと小次郎にアイコンタクトした。
そこからの小次郎の動きは素早かった。男が小次郎を捉えようと手を動かしたが、それをいともたやすくかいくぐった。否、一瞬、姿をくらました。そして、目の前の猛者の足元をあっさりと駆け抜けてきた。
小次郎は嬉しそうな声をあげて啼いて、俺の肩まで背を駆け上ってきた。
小次郎は話せる。話せる獣など日常的にいるわけがない。
何ができて、何ができないかをそばに居たこいつならわかるはずだ。
『どうしたい?』
頬に小次郎が身を寄せて、すりつけてくる。
「小次郎、俺を勝たせろ」
わざとらしいまでに甲高い鳴き声をあげて、小次郎がくるりと光の玉にかわる。
俺はその光の中へ手を差し込んだ。
シャランと金属同士がぶつかり合うような音が響いた後、ずしりと手の中に硬質な棒状の何かが触れた。それを力いっぱい握りしめて、俺は引きずり出した。
プラチナに見える色合いの金属の輪が四つぶら下がっている錫杖だ。
それの振るい方は何故だか身体が知っていた。
くるりと手の中で回転させて、俺は男の胴をはらうように振るった。
避けられることは折り込み済みだ。
彼をわずかでも動かすことができれば、俺はそれだけで十分なのだ。そして、真規の身体をまたぐようにして俺がその位置を奪った。
「ほう、長物か」
男はいたく感心した様な声をあげて、飄々として笑んでいる。
「だけれど、長物にはあいにく慣れていてね」
はっと気が付くと彼の左手にはまるで死神の鎌にもみえるほどの大ぶりの槍が握られている。
「宗像の第一の武器はね、槍なんだよ。 でも、まぁ、僕に足をどけさせたことは褒めてあげようね」
ガシャンと頭上で錫杖と槍が交差する。
小次郎が誘導してくれているのだと気が付いた。
彼の動きに俺の目はついていけなかったが、こうして防御はできている。
ぐっと手に力を籠めると、錫杖の輪っか同士がぶつかり、シャランと音がすると、俺と真規の周囲を覆うように風の壁が生み出された。
なるほどと男は顎を指でさわり、じっとこちらを見た。
「その風のサークルを意識して、寝転がっている彼を護るだけに使ってごらんよ」
おじさんからのアドバイスだよとわざとらしくウィンクまでしてくる。
できるのならとっくにやっていると叫んでやりたかった。
俺の顎を伝い落ちるほどの多量の汗。
肺を圧迫されるような感覚と激しく脈打つ鼓動。
わずかでも気を抜くと意識をもっていかれそうなほどきわどい状況なのだ。
「やってみないのかい? じゃ、こちらからやっちゃうよ」
男は音もなく近づき、いとも容易く風を斬った。
ダメだ、やられると歯を食いしばった瞬間、予想通りに男の足がみぞおちに入った。激痛が遅れて届き、俺の身体はあっという間に崩れ落ちる。
でも、真規だけはと念じたかいはあった。
俺の風の壁は真規だけを護っていてくれた。
へへっと変な声が漏れて、俺は廊下の床板に倒れこんだ。錫杖は俺が倒れこんだと同時に小次郎へと姿を戻した。小次郎と声をかけるが、ぴくりともしない。
「やればできるんじゃないか~」
男は俺の頭もとにしゃがみ込むとニカっと笑った。彼は小次郎の身体をそっと抱き上げて、俺の手が届くところへ連れてきてくれた。
指先で頬あたりをくすぐってみるが、小次郎は気を失ったままだ。
「君の初めての師匠となる人間を誰にするか決めかねていたけれど、今、決めたよ」
「あなたじゃ……ないのか?」
俺は目の前の男の顔を見上げた。
まだ、声を出すのもやっとなほどに腹が痛い。
「僕? そうだねぇ、それも選択肢としてはアリだとは思うんだけどね。 だけど、君は生粋の正統派みたいだからそのままを伸ばしてくれる師匠がふさわしいと思うよ? いずれは僕がみようと思うけど、誰に一番初めに学んだかが実は何より大切なことなんだよ? それがすべての土台になる。 それに、最初から僕が師匠だと、君の性格が歪んじゃいそうだし?」
わざとらしい笑顔のまま、おどけた口調で言い放つのかと俺は乾いた笑い声をあげてしまった。しかも、教え子の性格を歪ませると自覚もあるらしい。
「派手にやってくれましたね!」
怒り心頭だというような声で時生が駆けつけて、俺の身体を抱き起してくれた。さっと額の傷に何か柔らかい布のようなものを押し当てて、止血してくれた。
「聞いてますか? 泰介さん! あなたはもう少し重鎮であることの品格とは何か自省すべきです!」
泰介というのか、この男。
しかも、宗像の重鎮らしい。俺はじっくりと泰介を見上げて、苦笑いしかできない。
「預かり物なんですから、うちの子供たちみたいに選別にかけないでください!」
えっと思わず俺は声をあげてしまった。
宗像の子供たちは皆、俺と同じ目にあってるということかとあんぐりと口を開けてしまう。
「だって、彼はただの預かり物ではないだろう? 見てみたいじゃないか? 静の秘蔵っ子の才とやらを」
泰介が面白いものを見るように俺の顔を覗き込んだ。
まったく悪びれるそぶりもないその様子に時生が盛大に顔をしかめている。
「貴方の悪いところですよ? 静とやりあうつもりがないのなら、大人しくしていてください! もう、勝手に出張ってきて! 志貴に言いつけますよ?」
「ひどいなぁ! 僕はまた可愛い娘に怒られるのかい?」
「こんな風に動いてばかりいると怒られるどころか、その内、嫌われますからね」
「ええ~、それは困るよねぇ。 そんなことよりも! ねぇ、時生くん! 僕はこの子にふさわしいファースト師匠を選んだんだけどなぁ。 それを教えてあげるからチャラにしてくれる?」
「チャラにはしませんよ! どうせ、公介さんにおしつけるんでしょうし!」
「まぁ、よくわかったね。 さすがの時生くんだねえ。 あの静のそばに居ながら、驚くほどに真白なままでここへ来るとは実に育てがいがある! 物凄く正統派だし、今後、軸となっていくようなまとも人間はまず公介の元へ送りこむのが最適だ」
「今、何と言いましたか? ……軸となっていく人間って言いましたか?」
「うん、言った」
何を聞くんだというようにきょとんとしている泰介に時生は驚いたように息を飲んだままで固まっている。
「天下の時生くんがそんな固まっちゃってどうしたの?」
泰介が時生の額をぺしぺしと手ではたいている。
それにはっとした時生が眉をひそめ、鼻息荒く、声を荒げた。
「泰介さん、彼は預かり物だと言ったはずです!」
「そうとも限らないよ?」
「本当に静に殺されますよ?」
「絞殺? 撲殺? 殴殺? どれだろうね~。 あの静が僕をやっつけられるのかしら?」
「泰介さん! 何を暢気な! 宗像が足を突っ込んで良いのはギリギリまでです!」
「そうかしら?」
「そうかしらじゃない!」
「時生くん、宗像にも選定者が数名は転がっていると僕は踏んでいるんだけどなぁ。 だから、うちの子供たち同様、彼も分け隔てなく、ちゃんと育てなくちゃ。 彼はダイヤモンドよ?」
「寝言は寝ている時にだけおっしゃってください。 僕は一部どころか、概ね、その意見には反対しますからね!」
二人のやりとりに俺はただこだまって見ているしかできなかった。
時生一人であったのなら、時生が世界で一番の知能犯だと認識できるのだけど、この泰介を前にすると彼もかわいらしく思える自分に驚いていた。
「まぁ、時生くんのご意見なんてのはどうでも良いさ。 彼が宗像の手にあるってのは若宮直人くんへの盛大な嫌がらせにもなるだろうし、僕にとっては良いことしかないねぇ。 彼をどこまで強くしちゃおうかねぇ」
泰介さんと怒声交じりに時生が声を上げると、泰介は面倒くさそうに顔をしかめてみせてから、俺にひらひらと手を振った。
「高階新くん、宗像は君を歓迎する。 僕は決して君だからと特別に手荒く歓迎したわけではないよ? うちの子供たちにも全く同じことをしているからねぇ。 うちの子たちはもれなくすべて、僕の前を通ってから実践の場へでていく。 だから、うちの子供たちの性格が可愛い程度に歪んでいて、命のやり取りにあっては狡猾さを発揮するのは僕の教えの賜物というわけだ!」
声高らかに言うことかと、俺は顔を引きつらせる。
可愛い程度に性格を歪ませ、狡猾さを身に着けさせる男、宗像泰介。
彼の笑みに身震いすらする。
「この時生くんと現トップの一心様ももれなく僕の教え子だ! 2人は僕の一番弟子達よ? だから、なかなかに感じ悪いと思う」
余計に表情筋が引きつってしまう。
泰介の魔の手を逃れた宗像の黄泉使いなどいないのだから仕方ないのだろうが、宗像が鬼のごとく強い理由はこの男と向き合ったせいだろう。
「あなた以外の師匠しか知らない人はいないのですか?」
ほんの少しだけ聞いてみたくなった。
それに、泰介がう~んと首をひねって考えてから、ぱっと表情を輝かせた。
「志貴かもね。 彼女は生粋の公介っ子みたいなものだ。 他の子は多かれ少なかれ、僕が一度は這いつくばらせているからねぇ」
這いつくばらせているという言葉のくだりに時生がおえっと舌を出した。
「志貴は可愛すぎて、僕、痛めつけられなかったのだよね」
志貴というのはあの仮面の少女だ。そして、『現トップ』と泰介が口にした一心の嫁を指している。でも、どう考えても一心という男は彼女を上に置いていたように見えた。
「本当のトップは志貴さんではないのですか?」
「そうだねぇ。 彼女は核だね。 でも、彼女は表立ってでることはないよ。 だから、トップは一心がやってりゃ、それで良いんだよ」
言葉に不思議な含みがあるように思い、俺は首を傾げた。
泰介はにこりと笑うと俺の頭をよしよしとなでた。
「最上位の者が最上段に居ることが当たり前だと思わない方が良い。 王は王にされ、国を押し付けられた段階でもう王とは言えなくなる。 王という名の奴隷になりさがってしまうんだよ。 だから、宗像は王を王のまま、国を押し付けない未来を選んだだけだよ」
泰介の言葉はどうしてか胸の奥にずしりと鈍い痛みをもたらした。
王は国を押し付けられた奴隷だと言い放った瞬間に、俺の魂がひりついた。
そんな俺の胸の痛みなど知らない泰介は、志貴は自由意志で動く、最高位にある黄泉使いだと笑って付け加えた。
「ねぇ、新君。 宗像はおかしいと思うかい?」
急に底冷えするような冷め切った目で、声色も1トーンさがった。
これが彼の本当の姿なのかと、俺は息を飲んだ。
「宗像はかつての敵に勝った。 でも敵とされた者を討てば、そいつが抱えていた物をトップが一気にしょいこむことになる。 つまり、戦果は戦禍でしかなかったということだ。 だから、宗像はプランBをとった。 トップにはそれを重荷と思わず、悪どく立ち回ることができ、誰よりも冷酷になれ、さらには未来のビジョンをもっており、宗像のために身を粉にできる者を据えたというわけだ。 最上位にある者が常にビジョンをもって導く者と同意であるとは限らない」
俺の頭の中でガラスが激しくわられたような音が響いた。
「勝って終わることなど何一つない」
そうだ。
泰介の言う通りだ。
何のビジョンもなく、玉座を奪い合うゲームほど無意味なものはない。
勝つと言うだけの目的で、血まみれになって争奪戦を繰り広げ、玉座を手にした後、その玉座を押し付けられた者はどうなるのだ。
奪い取るまではそれで良い。
奪い取ったのなら、それをどうする。
何をどうして構築し、導けというのか。
「勝った先のことがないのなら、勝つ意味がない……」
理不尽に襲われ、命を脅かされるのは間違いなく避けるべきだ。
だって、この命はどうぞ差し上げますと気安く手放せるものではないから。
でも、『敵』という奴らと闘って、俺はどうしたいのかわからない。
それなのに、勝つって、勝ちたいってどういう感情なのだ。
「新君、その顔は良い気付きをしたようだね。 敗北はなるだけさけるべき事象であるのだが、自明のこととはいえ、勝利したとて万々歳で済むというわけではない。 だから、君は考え続けなくてはならないよ。 世界は君を綺麗なままでいさせてはくれないかもしれない」
氷の微笑を浮かべた泰介は片腕を胸に当てて見せて、それはそれは丁寧なお辞儀をして、くるりと踵を返した。
時生が泰介のその様子に、深いため息をもらした。
「あの人はいつか本当に静に殺される……」
時生が俺の方へ視線をさげて、言葉に飲まれるなよとつぶやいた。
泰介の言葉は一種の暗示にも近いからねと言いながら、俺の身体をしっかりと立たせてくれた。
「本当に、毎度毎度、煙のないところに平気で火種を投げ込む……。 君はあの人に目をつけられた。 せいぜい、『自分』を壊されないように心を鋼以上に硬く鍛えておくんだよ?」
時生はぼやくような口調で言葉を吐き出し、今度は真規の身体を肩に担ぎあげてくれた。
真規は蒼い顔をしたまま、目を覚まさない。
真規のあんな怒りの形相など見たことがなかったなと思い出しながら、俺は汗でぴったりと額にくっついたままの前髪をよけてやった。
今日一日で俺はいやというほどに自覚した。
真規は後先を考えず、俺の盾になろうとする。簡単にその身を投げ出す性質だけは何としてもやめさせねばならない。
「ねぇ、時生さん。 俺がどんな強さを身に着けたら、真規が自分自身を大切にできるようになると思いますか?」
時生は自分でしかその答えは出せないよと言わんばかりにこの質問に対しては何も答えなかった。
だけれど、振り返らずに、ただ静かにこう言ってくれた。
「死んで得られるものなど何ひとつない」
それがわかれば良いとアドバイスされた気がして、俺は時生の背中に向かってゆっくりとうなずいた。
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