第7話


「ちょ、大丈夫ですか!?」


何とか支えたけど。


目がトロンとしてて、顔も赤いし。


俺の問いかけに答えてくれるんだろうか?

と思ってたら。


驚いた。


俺は誰だかわかんないのに。


その女!てか、超絶美人が、

俺の名前をはっきり言ったんだ。


ま、はっきり、って書くと語弊があるな。


少し、呂律がまわんない感じではあるが、


「え、山吹くん...??」って。


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