{7章}一学期期末考査 一年

第29話...一学期期末考査(1年中編1)

前回

新キャラが出たぁ



今回から7人体制で始まったプログラミング部だが、1つ問題点があった...それは



「杏果先輩のコンピュータがない!」



そう、実はプログラミング部はパソコンを部員の数キッチリで取り寄せるため、途中入部の時には無いのだ

だが、ここで由美先輩が当たり前の事を名案風に出した。



由美「テスト期間に用意しとくよ!」



なるほど、明日からテスト1週間前だからその間は部活が無いのか...



咲「そーいえば、そこの拓也っていう人の家で勉強会やるんだけど、杏果も来る?」



杏果「行けるなら行きます。」



海斗・史路喜・泰樹「全然OKだよ!!」



拓也「だから、家主俺ぇぇぇぇ!!!」



と、いうことでいつも通りの勉強会は杏果も込でやることになりました。



5日後...



八島都駅に着いた。

今日は土曜日なので、部活以外に来るのは珍しいな、と思った。



電子カードをピピッとして、改札口を出た。



八島都駅は乗り換えで降りる事が多いが、改札を出るのは、前回の勉強会ぶりかもしれない。

拓也ハウスは八島都駅から徒歩24分という、何とも微妙に遠い所にある。バスも走っていないので、完全的な歩きだ。



数分歩くと、交差点に着く。

ここからは本格的に住宅街といった感じだ。

でも、八島都は高級住宅街なので、住宅街といっても高い建造物が並ぶ。

やはりどこ見ても、オシャレな建造物がある。

俺の所はどこ見ても田畑しかねぇっつーのによ、と謎にムカついてきた。

前にも言ったが、資産的にはこういう住宅街に高い建造物は普通に建てられるのだが、親父は農業のお偉いさんだから田舎暮らしなのである。



また歩くこと、数十分。

ようやく拓也家に着いた。



拓也「遅いぞー!」



海斗「いや、集合時間まだやし...逆にもう来てる人いるの?」



拓也「おらん」



海斗「そりゃそーだろ!」



余裕を持って40分前に来たから、まぁ家主の拓也しか居ないはずだ。

なのでもう先に勉強を始めることにした。



数十分後...



海斗「ちょい待って、集合時間まであと数分だけど俺以外来てないのヤバくね?」



拓也「確かにな...どうせ滑り込みで来るだろう」



海斗「何時からって伝えた?」



拓也「いや、ちゃんと6時からって伝えた..」



海斗「まさか...」



拓也「何?」



海斗「アイツら夕方の6時と勘違いしてないか?!」



拓也「確かに可能性はあるかもしれない!」



海斗「どうする?一旦連絡してみる?!」



拓也「あ...」



海斗「どうした?!」



拓也「来た」



海斗「え?来た?」



史路喜・泰樹・由美・咲・杏果「セーフ...」



海斗「遅いな?!」



拓也「海斗、時計見て...」



海斗「あ、うん...6時ピッタリやないかい」



と、いうことで安定しないまま、勉強会がスタートしました。










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