第12話...泰樹の行動&恐怖の春季考査(一年後編)

泰樹は言った。



泰樹「計画通りだ...」



拓也「お主まさかとは思うが...」



海斗「やるんか?本当に」



泰樹「ああ、最近俺全然登場しないから、見てる人にてっきりいない人だと思われてるかもしれないし...」



拓也・海斗「メタい!!」



泰樹「じゃあ仕込むぞ。拓也と海斗も手伝ってくれ。」



海斗「分かった。」



拓也「お、おけー」



拓也と海斗と泰樹は何かを仕込んだ。

これで良いと思った3人は寝ることにした...




翌日、遂に決行した。



由美「えっ何これ?」



海斗「由美先輩」



拓也「お誕生日」



泰樹「おめでとございまーす!」



そう今日は由美先輩のお誕生日であった。

実はこの計画は勉強会をやることが決まったころから立てられていた。泰樹は実は変なところにかなり頭が良く、誕生日ではなく、次の日が由美先輩の誕生日の日に勉強会を誘導させることにより、あくまで、祝うためではないように思わせて、不自然を無くした。

更に、終電時刻になるまで時計を狂わせて、あくまでミスった感を演出。テスト前なのでスマホとか時間を見れる物は既に最初没収済み、事前に全員の親に2日間大丈夫ですか?と、聞き込み、全員からOKが出たので、結果実行で大成功。ちなみにリアル感を出すために咲は帰った振りをしていた。(でもカードゲームの時にはもう既に戻ったから意味は無いが。)



泰樹「今日は由美先輩の為に誕生日会をするよ!」



由美「嬉しいありがとう!」



実は由美先輩以外は全員が仕掛け人で、全員ちゃんとプレゼントを持っている。

昨日史路喜が遅れた原因は直前まで選んでいたからだ。



海斗「じゃまず俺からね。由美先輩が好きって言ってた、本〜」



由美「これ欲しかった本だ!ありがとう!」



拓也「じゃ次俺やな、先輩の好みとか分からなかったので、一応これ買いました。」



由美先輩「え?!これ限定生産のゲームじゃん?!ありがとう!」



咲「由美、はいこれ。いつものペン」



由美「咲は毎年これくれるよね...ありがとね」



史路喜「最後まで悩んだんですけど、来れあげます。」



由美「アロマキャンドルだー!ありがとう!」



泰樹「最後に俺やな。俺からはケーキをプレゼントします!」



由美「えー!ありがとう!みんなで一緒に食べよー!」



という感じで、誕生日会は進行して行き、もう夜の7時になったので、解散することになった。



拓也「じゃテスト勉強頑張れよー」



海斗「あぁ勿論。じゃあな」



由美先輩「ありがとうございました。」



咲「ありがとうございました。」



史路喜「また、来るぜー」



泰樹「ではではー」



それぞれの道に帰った。



そして、1週間後...

遂にテストの日だ...

その頃海斗達は



海斗「復習しとこ」



史路喜「復習しとくか」



咲「復習した方がいいわね」



泰樹「復習しねーと」



由美「復習しますか」





全員同じ行動を取っていた!



次回

テスト当日海斗達は上位になれるか?





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る