変な学園にあるラブコメ風味の日常
Amath(アマス)
{1章}始まりの学園
第1話...入学
「ご入学おめでとうございます。」
4月 この春から晴れて大都市の高校に入学することができた、ど田舎出身の海斗だが、昔からこの高校の噂をよく中学時代の友達から聞いていた...
「大都市の高校って編成が
当時は、その大都市の学校に入る気もなかったので、適当に聞き流していたが、入学した今、その話は他人事では無くなった。
すると誰かが話しかけてきた
「よぉ」
一瞬見たことある顔に見えたが思わず、
「誰?」
と、返してしまった。すると
「覚えてないのか?小学校時代一緒だった拓也だよ。」
海斗は思い出した。大親友までにはいかないが、よく遊んでいた拓也と3年振りに会った。まず海斗は知ってる人がいてホッとした。海斗は言った
「あー思い出した思い出した。てか何でここ入れたの?」
「生徒会長やってて内申が良かった」
拓也はガキ大将とまではいかないが、かなりやんちゃしてたような人間だ。でも詳しく聞いたら中学からは真面目にやっていたみたいで、生徒会長になれたみたいだ。
「拓也はそんなイメージじゃないけどなぁ...」
「シンプルに失礼だ!」
「てか拓也知ってる?この高校は編成がへ...」
拓也は食い気味に言った
「当たり前だよ!そのためにこの高校に入ったんだ!」
「やっぱ変わってねぇわ」
「うるせぇ!」
やっと入学式が始まった。機材などが直前で故障して30分遅れた。
そして校長の話になった。やはり校長の話はいつ聞いても、誰が話しても長く、寝そうになったが、ここで興味深い話になった。
「皆さんに伝えたい事があります。皆さんお気付きでしょうけども、今年は男子校となります。」
海斗は今年はという言葉に引っかかった。男子校とかはそんなポンポン変わるものではないのは当然知ってるが、やはり今年はと言う言葉に引っかかった。
その後の話は特に興味がなかった。
明日からの学校生活が早速不安になった。
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