秘密の花園
ここは、僕の秘密の花園。
彼女とデート出来る唯一の場所。
初めは遠くに姿を見ただけだった。それが段々と近づいてこの前にやっとすぐ側の藪まで来てくれた。
きっと今日こそは隣まで来てくれる。そう考えながら花を見ていると傍の藪から音が聞こえた。彼女だ。
顔が覗く。
ふくよかな胸元が見え、腕が、
腕?
なんで、なんで!
やめっ!
行方不明になっていた村の若者が果ての花園で見つかった。あそこはハーピィの巣だから近づかないようにと言っていたのに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます