第93話 連載を終えました。

 カクヨムコンにエントリーしている『真・青海剣客伝』の第一部が終わり、連載を終えました。


 読んでくださった方、『真・青海剣客伝』いかがでしたでしょうか。

 まだ読んでいない方、この先は『真・青海剣客伝』を読み終わってから読んでください(笑


 もともと、この作品は「青海剣客伝」という緩いくくりのもと、各章エピソードを単体の短編として発表していたものを、カクヨムコン向けに編集、統合したものです。各エピソードを読み比べると、文体に微妙な揺れがあるのですが、それはそれぞれ独立した短編だった頃の名残りです。


 各エピソードを書いた時期はそれぞれ次のようになってます。


◯ 秀花峻霜篇 … 2021年12月公開

◯ 傘張哀歌篇 … 2021年12月公開

◯ 師走風花篇 … 2020年12月公開

◯ 一之太刀篇 … 2021年3月公開

◯ 薫風長崎篇 … 2021年5月公開

◯ 新撰組異聞篇 … 2021年6月公開

◯ 阿片城篇 … 2021年9月公開

◯ 忘れられた者篇 … 2022年1月公開


 12月、1月に公開したエピソードはカクヨムコン向けに駆け足で書いたものですが、おもしろいですね。書いていてめちゃくちゃ楽しかったです。ただ「剣客伝」なので、わたしはチャンバラを描きたいのですが、もうそろそろネタ切れですね、この先同じ調子で書いてもつまらない小説になりそうだな〜、どうしようかな〜と考えてます。


 一年以上に渡って書いて来れたのは、読んでいただいている皆さんがいてくれたからこそです。


「絵都と喜十郎はどうなるの?」


 という読者さんのコメントに背中を押される感じでここまで書くことができました。わたしひとりでは12万文字も書けません。


 「青海剣客伝」の物語はまだ続きます。


 絵都と喜十郎はどうなるのか。

 喜十郎は板野新二郎と対決するのか。


 気になるとは思うのですが、正直、この先のことは考えていません。板野新二郎が青海藩でクーデターを起こすとおもしろいな――とぼんやり考えているくらいです。そうなるとチャンバラ劇じゃなくなってしまう。。。カクヨムコンの応募期間に合わせて、ここでひとまず第一部完結ということにしましたが、これからもよろしくお願いします。『真・青海剣客伝』を読んでくださってありがとうございました。


https://kakuyomu.jp/works/16816700428600103917


☆☆☆


 カクヨムコンが終わっても、書くことが終わったわけじゃあありません。二ヶ月ぶりに通常運転に戻るって感じでしょうか。


 いま、三題噺の自主企画をやってて、わたしも書いているのですが、なかなか身が入らないです。気持ちを切り替えないとな〜。カクヨムコンの連載が終わったから、エンジンがかかるかもしれません。

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